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家族葬

皆様こんにちは。

朝晩と日中の寒暖差に、先日せっかくの連休に

少し体調を崩してしまった私です…

皆様は、体調管理しっかりされていますか。

ここ最近は、コロナウイルスの影響もあり本当に家族葬で行われる方が多い訳ですが

先日、私も知人で家族葬で行うとの訃報の通知を受けました。

家族葬。いまや当たり前のことの様に執り行われていますが

やはり自身が「家族葬で行いますので」との通知を受け正直、、、、顔を見て御礼を直接伝えたいとの思いが強く、、、それでも家族葬を望んでみえるご家族に迷惑をかけては…という気持ちもあり、しばらく双方の思いで葛藤しました。

特に、「家族葬」であり「香典辞退」であり「供花供物辞退」と全て辞退されてみえたこともあり、お世話になった方へ何も最後にしてあげられないことに淋しさと悔しさを感じたのです。。。

ご家族にとっては、大切な方を縁深い方のみでゆっくり送って差し上げられる家族葬。

それは、とっても大切な事。

ただ、そのご家族の大切な方を、他にも大切に思って下さっている方はいるはずなのです。

そしてその他にいる方の事も、ご家族が大切に送りたい方にとっても大切な存在なのです。

互いに後悔のないように・・・

互いに最期に「ありがとう」を伝えられるように・・・

せめて「家族葬」「香典辞退」「供花供物辞退」全てをお断りするのでなく、どこかでご家族以外にあなたの大切な方を、同じように大切に想って下さる方の想いを届けられる場があるのも、互いに後悔のない最期を送って差し上げられるのでは・・・

ふと、改めてそんな事を考えました。

貴方が大切に想う方を、他にも大切に想って下さる方がいる。

それって、とても有り難い事。自分の大切な人が他の方からも大切に想って頂けてるんですから。

そんな事を、少し頭の片隅においてみては、いかがでしょう。。。

家族葬を否定するわけではございませんが

お葬儀・告別式の本来の意味とは? 少し考えさせられる出来事でした。

 

 

文十鳳凰殿  平安会館 家族葬の結家

スタッフ一同

 

 

みちしるべ ~あかりの持つ意味~

いっそう肌寒さが増し、日に何度も首をすくめることが増えてきました。まもなく冬。ぬくもりや温かさが恋しくなるこの季節、温度はもちろんの事ながら、その明るさ自体に、ほっと心が落ち着く経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。

お葬儀のお手伝いをさせていただいていると、日々、当たり前のようにローソクに火を灯します。何気ないこと。けれど、必ず行うこと。なぜ?疑問を感じる機会は、いつどんな時でも大切です。

私たちは人生の多くの節目に、あかりを灯してきました。そのあかりには、様々な想いが込められています。誕生の祝いから始まり、明るさは日々を過ごす快適さ私たちにもたらし、時に不浄を払い、時に心身を清め、そして、あの世への架け橋としてのみちしるべとなるのです。

私どものお手伝いの中で、最も多い仏教においては、「光明とは智慧のかたちなり」と言われるそうです。あかりは仏さまの象徴であり、故人と遺族を結ぶ大切な道筋。最近では、焚火をただただ見つめ続ける動画などが、多くの再生数を伸ばしていると聞きます。人としての原点を感じるのか。今を見つめなおすシンボルが、具現化して見えるのか。ただ、ただ、身体の芯から癒される…それだけのことなのか。時代や国境、宗教を超え、喜びや悲しみと共に側に有り続ける灯の意味を、ゆらめく炎のオレンジ色から、教えていただけるのかもしれません。最近お葬儀にご縁のあった方も、ずっと前にご縁があって、このところは灯にご縁がないと感じる方も、そっとあかりを灯し、先人や自然という大きな存在に、教えを乞う時間があっても、よいのかもしれませんね。

 

文十鳳凰殿 平安会館 家族葬の結家

スタッフ一同

一本!

急に冷え込んだ翌日、雨上がりの良い天気の日

文十鳳凰殿 「矢田斎場」にて営まれましたお葬儀の様子です。

若い頃より、柔らの道を稽古し、精進されていた故人様

黒帯の柔道着と畳の柔道場を祭壇にお飾りいたしました。

若い選手にも、指導をし自らも鍛錬された故人様を

偲びご会葬頂きました皆様ありがとうございました。

 

住職様、読経と分かりやすいご法話を頂きありがとうございました。

ミニチュアサイズの道場をお作りいたしました。

逝く先でも、修練して頂けるように、

今までの柔道への情熱と感謝を込めて、

お棺の中に納めさせていただきました。

 

突然の悲報から慌ただしく過ごされた2日間

ご家族の皆様におかれましては大変お疲れ様でございました。

寒暖の差が激しい季節、お身体ご自愛くださいませ。

 

文十鳳凰殿 平安会館 家族葬の結家

鳥山

最期の酒だぞ ありがとうお父さん

爽やかな秋風が心地よい日が続いておりますが皆様におかれ

ましてはいかがお過ごしでしょうか・・・季節の変わり目です

お体には十分にお気をつけてお越しくださいませ・・・

お酒がお好きな御方様でした・・・本当に楽しいお酒でした・・・

みんなで飲むのも家飲みも大好きでした・・・家族の顔 孫の顔を

見て飲むのが大好きでした・・・

ある日・・大好きなお酒が段々と飲めなくなってきました 身体の異変に

気づいて病気の事が分かってから大好きなお酒を飲めなくなりました・・・

最期は家族だけで送って欲しいと ボソッと自宅療養のベットで呟きました・・・

本当にありがとうお父さん 家族みんなでしっかりとゆっくりと見守って送る

で安心してね・・・それが家族の願いです・・・ありがとうお父さん

そんなご葬儀をご縁があり・・・家族葬の結家でお手伝いさせていただきました・・・

本当に身内だけでゆっくりとゆっくりと安心して旅立って欲しいからと家族葬の結家で

ご葬儀をしていただきました・・・

最期はお父さんの大好きなキンキンに冷えたビールを末期のお酒として

とってもらいました・・・

安心して旅立って見守ってね・・・それがご家族のお言葉でした・・・

平安会館 家族葬の結家では弊社のスタッフが真心込めて担当させていただきます・・

人生の最期は温かく ゆっくりと そんなご葬儀が先だってご家族様のみで

執り行われました・・・ご家族様におかれましてはお疲れがでないように

お過ごしくださいませ・・・

平安会館 家族葬の結家   福島 隆嘉

 

 

先見の目。

愛知県西尾市に御座います、文十鳳凰殿 矢田斎場にて「お優しく朗らかで明るく人に好かれる おばあちゃま」のお見送りのお手伝いをさせて頂きました。

 

故人様は手先が器用で編み物でお帽子を作ったり、八十八か所の御朱印も収集されていらしたり…

野山に生える草を愛でていらしたそうで…

愛してやまない‘‘ふうらん‘‘のため ご自宅の敷地内にビニールハウスのような小屋を作り育て先見の目を持った故人様は、その富貴蘭を販売されていらしたそうです。娘様曰く「タダで取ってきた草を売って商売にしていただよぉ~。」と愛情たっぷりのお言葉と笑顔で教えてくださいました。

そんな故人様にお寿司とビールは欠かせない…。

「いっぱい飲んで、食べてね。」「持って行く物が沢山だね。」「天国から見守っててね。」「おじいさんに会ったら宜しく言ってよ。」「今まで本当にありがとう。」様々なお声を故人様へ掛けておいでになりました。

本当にお幸せな89年の人生でいらしたんだなぁ~と手に取るように伝わって参りました。

秋晴れのこの日、千の風になられた おばあちゃまへ。

この二日間、ご家族様やご親族様方々には大変お世話になりまして本当に有り難う御座いました。気を張っていらした実子の四女様(喪主奥様)、還骨・初七日法要時の安堵されました お顔で「はなまるあげるねぇ~」のはずんだお声が忘れられません。どうぞお疲れが出ませんように…。

 

【西尾 葬儀 家族葬】

文十鳳凰殿 平安会館 家族葬の結家

担当  内野 久美子

家族と仲間の絆とともに

10月、碧南市にあります、文十鳳凰殿 碧南斎場でお手伝いをさせていただいたご葬儀の様子です。

真面目にひたむきに仕事に励んでこられた故人様。

厳しくも誠実に仕事に打ち込んでいた故人様は、同僚の方から『アニキ』と慕われ、通夜には大勢の仲間が参列されました。

また奥様と2人で可愛がっていた愛犬「北斗」くんとは、彼の地にて再会できるようにと祭壇横にお写真を飾りました。

葬儀開式を迎え、奥様より献灯の種火をいただきます。

奥様からお話を伺う中で、本当に仲の良いご夫婦というのが伝わってきました。

結婚記念日では、ご主人の大好きな蟹を食べにお店にいくことが多かったと伺い、行きつけのお店の蟹をご用意させていただきました。

 

出棺し、火葬場への道中、故人様が長年勤められた、職場を経由し火葬場へ向かいます。

受付をお手伝いいただいた、同僚の方に事情をお伝えしたところ多くの従業員の方が故人様のため、外へ出てお見送りをしてくださいました。

『アニキ』との最後のお別れ・・・

平日ということもあり、葬儀に参列できなかった方も、故人様への想いを伝えていただけたのではないでしょうか。

家族を支え、職場の仲間との絆を大切にしてきた故人様

皆様の温かな絆に触れさせていただいた通夜と葬儀の2日間でした。

 

最期の旅行

夏の暑さも和らぎ、朝の空気も涼しくなってきたこの頃。絶好の旅日和の本日、ご葬儀のお手伝いを、安城市にある葬儀会館 城南斎場にてさせていただきました。

ご家族様に話をお伺いしていく中で、故人様は旅行が好きだったというお話をお聞きしました。

そこで祭壇のそばには、故人様のいつもの旅の服装やトレードマークの帽子、各地で集められた旅の思い出を飾らせて頂きました。

旅のお供は必ず駅弁を買っていたよと奥様からのお話。

故人様の好きだった天ぷらを最後の旅の駅弁代わりにご準備させていただきました。

帽子、ベスト、鞄と駅弁…と旅の支度を皆様の手でしていただき、

秋晴れの中、最後の旅行へ出発されました。

 

ご家族様には大変お世話になりました。お身体ご自愛下さいませ。

文十 鳳凰殿 平安会館 家族葬の結家

担当者 末永・小林

 

マイクを片手に・・

「今頃、マイク片手にのど自慢してるかな。」

 

カラオケが大好きで、特にみんなの知らないようなレアな曲を歌って「世の中にはこんないい歌が、まだまだあるんだぞ!」と楽しんでおられたという故人様。

たしかにご自宅からお借りしてきたCDやカセットを見ても「?」な曲が多かったです。

施設のスタッフさんや利用者さんにもファンがいらしたようで、みんな故人様の歌を聴くのを楽しみにされていたそうです。

「マイクはなくなっちゃった」と残念そうなご家族様に、お花でできたマイクを飾らせていただき、最期は故人様のお手元に…。

最初の一言は、ご自宅に帰られた後、お邪魔させていただいたときにご長女様がふと呟かれた言葉です。

きっと彼の地で、ご自慢ののどと、お好きな歌をマイク片手に披露されていますね…。

この出会いに感謝いたします。

ありがとうございました。

ご家族皆様、どうかご自愛くださいませ。

 

平安会館 文十鳳凰殿

井手 和美

財産2

ブログへお立ち寄りくださる皆さま、いつもお世話になっております。一枚羽織が必需品となってきたこの季節、心と身体を大事にいたわってあげたいものですね。

 

さて、前回ご紹介させていただきました ‵大先輩のお話の続き′ よろしいでしょうか?

 

長男様の喪主ご挨拶文の続きから~

~そんな母でした。 今思えば、若い母の手はガサガサで、とても女性の手という感じがしませんでした。そんな母が、苦労をしながら私を学校へ行かせてくれたことにとても感謝しております。

学校で修学旅行へ行く案内が私のところへ来た時に、貧しい生活を強いられていた私は、子供ながらに、その案内を到底、母に見せることは出来なかったのです。  しかし母は何処で聞いてきたのか、「修学旅行のお金払ってきたから、楽しんで旨いものを食べて来い。土産はいらないからな。」そう言ってきたのです。

そのお金をどうやって用意したのかは、分かりません。 只、少なくても毎日のご飯をやっと食べられる程度の生活でしたから、きっと親戚にでも頭を下げて借りたのかもしれません。

お金のことは最後まで絶対に口にしませんでした。

私は母がこうして亡くなって、改めて母のことを想うと、きっと辛いこと、嫌なこと、悔し涙を流したことも、きっと様々な苦労があった事だと思います。 しかしその苦労を幼い私達には何一つ見せることはありませんでした。

母の苦労は私達への愛であり、私達は母から頂いた愛をまた子供に伝えて、そして孫にも伝わっていくことでしょう。」

ドラマ北の国からでも、言っていた。

残す財産はなくても、伝えるべきことはすべて伝えたと。     終

 


 

この、色と共に移ろいゆく季節。

身近な方、また周りの方々へ。いつもより少しだけ深く、丁寧に。

考え、想いを言葉で伝えてみませんか。

「誰かに伝えたい」そんな些細なことでも、ご相談承ります。

 

文十鳳凰殿 平安会館

担当  福井 萌子

お気に入りのヨーグルト

 

皆さんこんにちは。

朝晩も冷え込むようになってきましたが、日中は風が心地よいですね。

 

少し前の話になりますが、フルーツ入りの決まったメーカーのヨーグルトを毎日食べるおばあちゃんがいました。

そのヨーグルトはトロっとしていて、フルーツが甘くて疲れた日には特に食べたくなるヨーグルトです。

「これね、おばあちゃん毎日食べてたの。」

娘様が言われた言葉をふと思い出し、初めて食べましたがとても好みの味で美味しかった事を鮮明に覚えています。

そのヨーグルトを見つける度に私はそのおばあちゃんを思い出します。

 

おばあちゃん、このヨーグルトとっても美味しいよ。

 

文十鳳凰殿 平安会館 家族葬の結家

二村 麻由