高浜」カテゴリーアーカイブ

寒い冬に温かな

ブログをご覧になっている皆さま、2023年のお正月、どのようにお過ごしになりましたか?
今年も良い1年になるように努めてまいります!

さて、先日お手伝いさせていただいたお葬儀のご紹介です。

甘い物が大好きだった故人さま。特にお気に入りはプリンとお汁粉。

枕元にお供えしてくださっていたお団子をひとつ頂き、あずきに浮かべてお供えいたしました。
小さなプリンは、ご親族の皆さまで少しずつお柩に納めていただけるようにと、ご準備させていただきました。

寒さ厳しい2日間でしたので、温かいお汁粉でほっとしていただけたら…。

皆さまもお体にお気をつけてお過ごしくださいね。

 

平安会館 文十鳳凰殿

担当 久保 優里香


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これからも

文十鳳凰殿にて、ご葬儀のお手伝いをさせていただいた時の事です。

通夜日の朝、ご葬儀に際しての打ち合わせに向かいました。

その打合せにて、亡くなられたお父様のお好きな物や馴染みの物はありますかとご家族様に伺いますと、「父はどこへ行くにもキャップを被って出掛けていて…。沢山あるので、その中でいくつか、持たせてやれたらいいかな」と、一緒にお柩の中へ納めたい物のリクエストがありました。

式場へとお持ちくださった大切なキャップ。

全てを持たせて差し上げる事はできませんが、特に使っておられたベスト3をお柩へ納めていただきました。

その他のキャップは、ご親族の皆様が好みに合わせ、初七日後にお持ち帰りくださいました。

 

お出掛け前のその帽子を目にする度に、きっと皆様、お父様の面影を感じておられるのではないでしょうか。

お父様からの素敵な贈り物でした。

 

ご家族の皆様におかれましては、二日間大変お世話になりました。

寒さはこれからが本番です。
体調を崩さぬよう、お身体を大切になさってください。

絆ブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございました。

 

平安会館 文十鳳凰殿

担当 田村 美智


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全てのご縁を大切に

いつも絆ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

昨日、1月9日は成人の日だったということで、この三連休は色んな場所で新成人の晴れやかな姿を目にすることができました。
毎年この時期に新成人の姿を目にするたび、ふと自分が成人を迎えた頃のことを懐かしんでしまうのは私だけでしょうか。

個人的なお話になりますが、大学進学を機に地元を離れた私は、成人式出席を機に中学生の頃の同級生のみんなと再会をすることができました。
旧友との再会には喜びもひとしおでしたがその一方、久しぶりに会えた友人たちの話を聞いていると、みんなそれぞれの人生を充実させているように感じられました。
それに比べて自分はこのままでいいのか、と自己嫌悪に苛まれてしまったことを思い出します。

自分の成人式は大学3年の1月、もうすぐ就職活動の解禁、という時期であったこともあり、四六時中頭のどこかで就活のことを考えている日々でした。
しかし、当時の自分には希望する職種すらなく、ただぼんやりと毎日が過ぎ去っていたような気がします。

無気力ながらもなんとか周りに流されながら就活を進めていた私にとって、ある日ふと思い出された光景がありました。
それは、学生時代に亡くなった私の祖母のお葬儀のこと。
今ではなぜそんな光景が急に出てきたのか、まるで記憶にはありません。
でも、そのような経験があって今こうしてお葬儀の仕事をさせていただいていると思えば、何か一つのご縁だったかのように感じられます。

一つ一つのお葬儀にどれも同じものなどなく、毎日たくさんの方とのご縁をいただき勉強させていただいております。
職業柄、このお仕事を「楽しい」と形容するのは相応しくないかもしれませんが、それに近い、とてもやりがいのある仕事だなぁと心の底から思います。
これからも、いただいたご縁を大切にし、日々精進していきたいと思います。

 

文十鳳凰殿 平安会館

担当 岩崎 あずみ


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後悔からの決心

こんにちは。
いつもブログに足をお運びいただきありがとうございます。

 

先日、お葬儀のお手伝いをさせていただいた際、お寺様がお話をされていた時にふと思い出したことがありました。

お寺様の20年来のお仲間がお亡くなりになったお話をしてくださり、亡くなったと知らせを聞いたときに、車で一時間の距離で会えるはずなのに、なんで今まで会いに行かなかったんだろう、そうお話をされました。

そのお話を聞き、私の亡き父のことをふと思い返しました。

 

父は実家に帰省した途端に倒れ、意識が戻ることなくそのまま息を引き取りました。

私は父が帰省する前日に、用事があって夜遅くに帰ってきました。父はいつも通り、22時には就寝をしていたため、その日は「おやすみ」と言葉を交わすことがありませんでした。

また、翌日出発する時も遅くまで寝ていたため、「いってらっしゃい」と声をかけることもできず、そのまま突然のお別れとなってしまいました。

 

父がいつまでも居てくれること、それまでの私の当たり前でした。しかし、何気なくいつも交わしていた「おやすみ」や「いってらっしゃい」をどうしてあの時言えなかったのかなと当時はとても後悔しました。どうしてあの日少しでも早く帰らなかったのかな、どうしてあの日父が出かける前に起きてこなかったのかな、と自分を責め続けていました。

 

今回のお寺様のご法話で自分の後悔を思い出しました。

父を亡くして数年経った今でも、ふとしたことで亡くなった日のことを思い出しますが、あの日のことは久しぶりに思い出しました。

 

大切な家族や友人を亡くす時は、だれでもいつか必ず経験するはずです。

いくら覚悟を決めていても、その悲しみはそう簡単に消える事はないと思います。

少しでもその悲しみの傷が癒えるように、同じような悲しみや後悔をした経験を忘れずに一生懸命お手伝いさせていただきます。

 

これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。

 

平安会館 文十鳳凰殿

担当 前田 みちる


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涙でお別れ

先日、愛知県西尾市の葬儀会館 文十鳳凰殿 西尾中央斎場 にてお手伝いさせていただいたのは、85歳のお父様のお葬儀でした。

故人様の奥様はご健在で、故人様のお子様も長男、長女、次女と3名いらっしゃいました。
その4名様で相談しながら、時には笑いながら、お式を進めておられました。

お式自体は家族葬で行われましたが、式前のお時間に一般の方に焼香していただくお時間を通夜と葬儀、両日とらせていただきました。
通夜は60名ほど式前の焼香に来られ、葬儀は40名ほどが来られました。
故人様がどれほど人望があったかがうかがい知れるようでございます。

ご家族のみのお式は、温かくてこれもまたいいなと思いました。
葬儀の日、お寺様のお勤め後…

祭壇を中心に照明が集まり、ナレーションが入ります。

司会者がご家族様にうかがった故人様のお姿を一つ一つ言葉に表すと、親族様の目には涙が…。
在りし日のお姿を想い、伝えきれない想いを抱え、最後の別れのお時間へと移ります。

お花でのお別れでは、切り花とお柩の上のお花束を入れていただき、お好きだった甘い物、チェックしていらしたという新聞もお柩の中に入れていただきました。

涙を流しながらお花でのお別れ。
たとえ、往生したと言われるお歳だとしても、大切な方とのお別れはいつでも寂しいものです。

最後は、皆様にお柩の蓋をお閉じいただきました。
多くの想いをお花に託して、立派な背を見送ります。

残されたご家族様には、故人様との数えきれない想い出が残されているかと思います。
その想い出の中に、故人様が大切にしていたことがたくさんあります。
大切にしていたことが、残されたご家族への、素晴らしい形見になるのではないでしょうか。

その形見を心にしまい、少しづつ前を向いて歩んで行って欲しいと願っております。

文十鳳凰殿 西尾中央斎場 でお世話になりました皆様、ご自愛ください。

 

文十鳳凰殿 西尾中央斎場

担当 登地 夏生


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もしもの時の準備について

ご葬儀に関する事前相談…
なんだかハードルが高いなと感じてしまいますか?

大切な家族のためを思ってのこととはいえ、うしろめたい気持ちになったりしてしまうかもしれません。

事前相談に来られる方の不安として…
一番にあげられるのは費用について、そして、葬儀に参列したことはあっても喪主を務めるのは初めてで何もわからないなど、その内容はさまざまです。

大切なご家族のもしもの時には、悲しみが深い中どこで葬儀を行うのか、誰を呼ぶのかなど、多くのことを決めなくてはなりません。
事前相談をしておくことで、そういった準備の負担が減り、大切な方のそばに寄り添う時間をゆっくりと過ごしていただくことができます。

いざという時に困らないために、少しでも早く事前相談を行っておくことで、不安や疑問を解消しておくことが大切です。

ぜひこの機会に、事前相談を利用してみてはいかがでしょうか。

♢事前相談のご予約はこちら♢

 

平安会館 文十鳳凰殿

岡田 美奈子


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たくさんの暖かさに囲まれて

こんにちは。

随分と寒い日が続いていますね。皆様体調など崩されていないでしょうか。

今回は平安会館 岡崎六名斎場にてお手伝いをさせていただいたお葬儀のご紹介です。

優しくて温厚だったという故人様。

手先も器用だったそうで、組紐の師範代の資格も持っていたとか。

メモリアルコーナーには、組紐の免状や故人様作の組紐、故人様のご両親のお写真、大好きだったというチョコレートと甘いコーヒーなどなど思い出の品やお好きだった物を飾らせていただきました。

これらはお別れの際に、お柩の中に入れていただきました。

また、お柩の上には故人様の曾孫さんたちが作られた折り紙やメッセージなどを置かせていただいています。

これらのお品も、お別れの際にはお柩の中に入れていただきました。

 

大切なご家族に見守られ、お好きだった物に囲まれての旅立ちでございました。

とても暖かな雰囲気で、穏やかな時間が流れていました。

 

ご家族の皆様、2日間お世話になり、ありがとうございました。

お体にはお気をつけて、いつまでもお元気でいてくださいね。

 

平安会館 岡崎六名斎場

担当 山内徳子


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手と手

こんにちは。いつもお世話になっております皆様、とうとう、とうとう!2023年、新たな年がやってきましたね。
一年、とても早かったように感じました。あっというま!

本年も、大変お世話になります。

 

私事ですが、昨年、その年をこういう一年にできたらな、という想いを込めて、漢字一字を自分の中で決めて過ごしてみる、という企てを実は行っていました。

昨年は「躍」。躍進の気持ちが大きく、そこから一字とってみました。
振り返ってみると、そう心掛けて過ごせたせいか、主に自身のプライベートでの気持ちの面で、大きく変化を感じた一年でした。

皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?

心がけ一つ。これだけでまた視点が変わることを改めて感じることができました。

今年の漢字はなんとなく決まっていますが、ここでは内緒です。
また機会があれば来年のご挨拶時、お伝えしようかなと思っています。

変わらず想うことは、皆にでなくても良い、周りの大切な方を大切に、手を握り合うこと…。昨今の状況もありますが、言葉に添えてなんだか少なくなってきたように感じています。                                       両親はじめ、大切な方と、大切な時間を過ごしたいものです。

お気軽にご相談ください。

 

平安会館 岡崎本宿斎場

担当  福井 萌子


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一緒の色

みなさん、こんにちは。

あけましておめでとうございます。

年々1年が過ぎるのがすごく早く感じます。

もう年明け・・・そんな気分ですが、今年もいい1年になりますように。

 

本日は年内にお手伝いさせていただいたお葬儀です。

枕花や祭壇のお花はピンクや白色が中心となり、華やかでやわらかい印象の素敵な祭壇です。

お柩の上に飾らせていただいた花束だけは、紫色が中心となっていたのですが・・・

故人様のお写真のお洋服の色が紫色で、偶然紫色の中でも同じような濃さ、色合いでした。

少しほっこりする瞬間でした・・・

 

まだまだ寒い日が続きます。

体調を崩されないようお気をつけくださいませ。

 

平安会館 安城斎場

担当 二村 麻由


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「夫婦の絆。」

『母がまだ元気でわが家に遊びに来た時、テレビを見ていて「偉い人がいるね。ご主人の給料袋をみんなとってあるそうだよ」と感心していました。

「私もとってあるよ」と言うとびっくりして、お褒めの言葉をもらいました。

主人は42年間の仕事を終えて既に退職しましたが、結婚して35年間、私は給料袋を1年ずつ帯封をして保存をしてきました。

全部で35束。

ただ捨てられなかったというだけで褒めてもらうほどのことではありませんが、今では私の大切な宝物です。

そして、ただの一度も封を切らずに手渡してくれた主人に本当に頭が下がります。

袋自体にも歴史があり、結婚したてのころは薄っぺらな小さな封筒でしたが、何年かして少し大きめのしっかりした封筒になりました。

転勤が多い仕事でしたが、帯封を見ればいつどこで仕事をしていたかが一目で分かります。

二人の子どもは既に結婚して家を巣立って行きました。

給料袋の中身もどこかへ巣立って行ってしまいましたが、35束の給料袋には、私たち家族の歴史が今もいっぱい詰まっている気がします。

これからも大切にして、時々は箱の中をのぞいてみようと思っています。』

 

こちらは今から10年と少し前、ある新聞に記載されたエッセイです。

このエッセイを投稿したのは先日、平安会館 新華苑 岡崎六ツ美斎場にてお葬儀のお手伝いさせていただきました故人様です。

喪主を務められたのは長年連れ添ってきた旦那様。エッセイの中の「主人」様です。

 

お葬儀の打合せの際、故人様が大切にされていたものや作品などで式場に飾ってあげたいものはありますか?と伺うと、ご長女様から返ってきた言葉は

「お父さんじゃない?(笑)」

 

その言葉に旦那様も

「ほぉだの。そりゃ俺だなぁ。俺が立っとくか」と満面の笑みで冗談をおっしゃっていました。

 

そんなことを言いながらも、実際に式場に飾ったのは≪旦那様の作った≫カエルの置物。

故人様の作品ではないのに…?

そう感じるかもしれませんが、こちらは故人様が【皆が無事に帰ってくるように】と大切に自宅の玄関に飾っていらしたそうです。

お葬儀の日には【皆が式場から無事に自宅へ帰れるように】。

「きっと母はそう思ってくれています」とご長女様より伺いましたので玄関口のお見送りできる場所へ飾らせていただきました。

 

 

そんな、お互いがお互いを大切に思うご夫婦の絆。

心温まるお葬儀でございました。

 

平安会館 新華苑 岡崎六ツ美斎場にてお世話になりました皆様、まだまだ冷え込む日々は続きます。

体調等崩されませんようお気をつけくださいませ。

 

平安会館 新華苑 岡崎六ツ美斎場

担当  伊藤里帆


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