豊田」カテゴリーアーカイブ

衝突の分だけ愛情の分

60歳を超えてから書を習い始め、その腕前は師範の免許を取るまでに。
お花やお茶も一緒に嗜まれバイタリティー溢れる故人様の素顔は
誰もが口を揃える、ちょっぴり天然な可愛いおばあちゃんだったそうです。
そんな故人様が筆を走らせ奏でる文字は、やはりふんわり柔らかく
それでいて芯の通った見る人の心を癒して下さるかの様。

少し個展をイメージさせて頂き展示させていただいたお式は
平安会館 安城 城南斎場にてのお手伝いでございました。

晩年パーキンソン病を患い、思うように身体も動かせないもどかしさから
介護下さっていた娘様とは、何度も衝突があったそうです。
それは、もどかしさ以上に大切な娘様に迷惑をかけてしまう自分に忸怩たる
想いからこそのことだったのでしょう。
それでも、6年もの間、娘様の介護によりご自宅で一緒に過ごせたことは
お母様にとり、悔しさ以上に、この上ない感謝の想いでいらしたこと。。。。

最後、お世話になったショートステイのスタッフ様にも常に
「ありがとね、ありがとね。」と感謝を口にされ、
見返りを求めず人につくされて来られたお母様ですから、、、
皆を愛し、そして愛された実りある人生だったことと存じます。

最後にお邪魔させていただき見せていただいたイラストには
お母様の芸術力を、しっかり受け継いでいらっしゃるのだと感じずには
いられない程の腕前で、、とても可愛い猫ちゃんでしたので
是非また、素敵な絵を見せて下さいね。
本当に、お世話になりありがとうございました。

 

平安会館 安城 城南斎場

榊原 裕子

 


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2022年も残りわずか…

いつも絆ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

本日は、刈谷市野田町にございます【平安会館 東刈谷斎場】をご紹介いたします。

【平安会館 東刈谷斎場】は2014年8月にオープンし、これまでに多くのご葬儀のお手伝いをさせていただきました。

オープン当初より、故人様とご家族様が最後のお別れを心安らかに偲びながら過ごしていただけるよう、『おもてなし』のサービスを行っております。

ハイクラスのホテルを思わせる親族控室には、広々としたリビングルームにダイニングスペースがあり、コーヒーや紅茶など各種ドリンクサービスもご用意しました。
もちろん、バスルームにもアメニティグッズを取り揃えております。

また、この8年間で世の中が大きく変化し、葬儀の形態も一般葬主流から家族葬主流へと変わりました。
そんな情勢にも対応した式場では一般葬から家族葬まで執り行うことができ、ソーシャルディスタンスを十分に保ちながら安心してご参列いただけます。

より近いお身内での少人数のご葬儀は、専用の式場にて対応しております。

ご葬儀の事前相談は年末年始も休まず受け付けております。

些細なことでも結構です。お気軽にご相談ください。

 

平安会館 東刈谷斎場

担当 太田 邦尋


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本当に頑張ったね

今年も残りあとわずか、皆様いかがお過ごしでしょうか。
振り返ってみると、あっという間の一年だったような気がします。

ここ数年はコロナに翻弄されて社会生活も穏やかじゃないですね。

先立って、コロナ陽性で火葬後、骨葬として見送られたお式のお手伝いをさせていただきました。
皆様、思い思いの故人様のお品を式場にご持参されて、しっかりと祭壇周りにメモリアルコーナーを作り、お手紙もしたためていらっしゃいました。

本来ならお柩の中に納めてあげたいお品やお花も、お別れができない分、骨葬の前にしっかりと飾って…。
きちんと供養してあげたいというお気持ちがいつも以上に伝わってまいりました。

最後の挨拶の言葉では感極まり、言葉を選びながら謝辞を述べていらっしゃった喪主様。
「本当に頑張ったね」というお言葉はご葬儀日まで待っていて、やっと言うことができたという安堵された深いお言葉でございました。

寒い日が続きます。どうか皆様、ご自愛くださいませ。

 

平安会館 ちごの口 豊田猿投駅前斎場

担当 福島 隆嘉


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その囲碁の手を…。

愛知県西尾市に御座います文十鳳凰殿 西尾中央斎場にてお見送りのお手伝いをさせていただきました。

【母と共に父との思い出を振り返ってみると懐かしい日々の出来事が甦ってきました。

あれは父が岐阜の高山に単身赴任をしていた頃のことです。

母も私も、時折 父のもとを訪ね、あちこち遊びに連れて行ってもらいました。

国家公務員として世のため人のために奉職し忙しい毎日を送っていた中、時間をつくってくれていたのだろうと改めて感謝の気持ちが込み上げます。

真面目ゆえに時折厳しい面を見せることもありましたが、根は穏やかで優しかった父。

そうした人柄を親しんで頂けたのか地域の方にも頼りにされ、近年は色々な役を務めては皆のためにと力を尽くしておりました。

その合間にささやかな息抜きも楽しんで・・・。

父の傍にはよく本や雑誌があったこと、甘い物が大好きで、しょっちゅうつまんでいたこと、テレビで囲碁の番組を観たり、ディサービスで知り合った方と対局したりしていたこと。

父なりに日々を彩り、充実した毎日を送ることが出来たと信じております。

彼方でも囲碁の手を考えながら、ゆっくり休んで欲しいと願ってやみません。】

~会葬礼状より

 

この二日間、色々とお世話になりまして本当に有り難う御座いました。どうぞお疲れが出ませんように…。

 

文十鳳凰殿 西尾中央斎場

担当  内野 久美子


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「また会いに来るね」

寒さがひとしお身にしみる頃となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

11月初旬に私の義祖父が亡くなり、みんなで意見を出し合いながら想いをカタチにし家族葬で執り行い、先日忌明け法要も終え、お墓に納骨となりました。

ただお墓は遠方にあり、見守っていくのが困難と判断し、お墓を新しく建てるのではなく、場所を変える「改葬」を選びました。いつもとても仲良く、夫婦一緒におしゃべりをしている印象でしたので、なるべく一緒にいれるように家族満場一致で決めました。

改葬には従来のお墓がある市区町村役所とそのお墓の管理者、そして移す先のお墓の管理者へ書類を提出する必要があります。「手続きは難しくなかったよ」と義父は言っておりました。

お墓を撤去、処分して、墓所を更地に戻す「墓じまい」をし、「魂抜き」とも呼ばれる法要をしていただき無事に新しいお墓に改葬しました。

おばあちゃんがとても喜んでおり、家族一同ホッと温かい笑みが溢れました。お花とお供え物をし、みんなで手を合わせ、「また会いに来るね」と伝えました。葬儀日、お別れは悲しいものでしたが、このように愛され続けるおじいちゃんが少し羨ましく感じる日でもあり、おじいちゃんが笑っているようにも感じる日でもありました。

この気持ちを忘れず、これからも供養を続けていこうと思いました。

「また会いに来るね。」

 

平安会館 文十鳳凰殿

担当 小林 孝教


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末期の水

厳しい寒さが顔を出し、本格的な冬の到来を感じる季節になりました。
皆様、如何お過ごしでしょうか。

本日も当ブログへのアクセスありがとうございます。

この度は 文十鳳凰殿 西尾幡豆斎場 にてお手伝いをさせていただきました。

突然ですが、皆様は死に水(しにみず)と言うものをご存じでしょうか。
末期の水とも呼ばれるこの儀式には、様々な由来がありますが、一説に「故人が亡くなった後、渇きに苦しまぬよう水をお口に含んでさしあげる」というものがあります。

本来は真水を用いていたこの死に水ですが、昨今は故人様が生前好まれていたものを用いられることも多くなりました。
お茶、ジュース、日本酒… 様々なお飲み物を末期の水として使われる時代ですが、今回の葬儀では「キリンラガー」を末期の水としてご用意させていただきました。

ご遺族は勿論、ご友人の方々といつか交わした「また飲みに行こう」という約束を、叶えるためにもご友人の方々にもお願いし、皆様でお口に含んでさしあげました。
奥様のおっしゃった
「みな、何度も酒を飲んだ仲だから、きっと旦那も喜んでるよ。」
との言葉に、きっと様々な思い出を思い起こされたのではないでしょうか。

時代とともに変化していくモノもあります。
しかしながら、故人を想う気持ちは時代を問わないものだなと感じた一説でした。

今年も終わりが近づいてまいりました。
寒い季節ですが、冬至を過ぎてこれよりは日も少しずつ長くなり、新年を迎える喜びもあります。
どうぞ良き新年をお迎えくださいね。

 

文十鳳凰殿 西尾幡豆斎場

担当 伊藤 勇也


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ありがとうの想いを大きな花束に込めて

クリスマスを前日に控えた街の華やかさに心弾む今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか。

本日も、絆ブログへのアクセス、誠にありがとうございます。

突然ですが、皆様は大切な方とのお別れの際、故人様へ抱える想いをどんなカタチで届けたいですか?

その方法の一つとして、「お花」というカタチがあります。

祭壇のお花はもちろん、お棺をお花で囲む「フラワーベッド」や、たくさんのブーケを手向けることができる「ありがとうブーケ」、お棺の上に花束を供える「棺上花」、胡蝶蘭でのアレンジスタンド など…。
葬儀形式にこだわらずお供えでき、それぞれの感謝の気持ちをカタチにしてお棺の中へ手向けていただけるよう、たくさんのお花のオプションをご用意しております。

 

その中でも、本日は「ありがとう大きな花束」についてご紹介いたします。

こちらが「ありがとう大きな花束」です。

大切な方を送る最期の瞬間、普段伝えられない想いをお花に込め、手向けてさしあげることで、伝えやすくなるのではないでしょうか…。

 

想いを込める贈りものの一つとして、本日は当館でご用意している「お花」についてご紹介させていただきました。

当館では、それぞれの葬儀の形に合わせ、募る感謝の気持ちをカタチにできるよう、努めております。
引き続き、皆様の想いを少しでも理想の形で表現できるよう、全力でお手伝いさせていただきますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

今年も残すところ1週間。
寒さに負けず、素敵なクリスマスをお過ごしくださいね!

 

平安会館 文十鳳凰殿

担当 村山 諒


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川の流れのように

皆様、こんにちは。いつも絆ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
一層冷え込む季節となってまいりましたね。

先日、ご葬儀のお手伝いをさせていただきましたお祖母ちゃんは、美空ひばりさんのファンの方でした。特に、美空ひばりさんの「川の流れのように」という曲が好きだったそうです。

最後にお祖母ちゃんへ「川の流れのように」の曲を聴かせてあげたいとのことで、お孫様自らバイオリンを弾き、「川の流れのように」の曲を献奏していただきました。

この「川の流れのように」という曲は、死を間近にした美空ひばりさんが最後に歌われた、まさに集大成という曲でした。故人様の人生にとっても集大成となる曲だったのではないでしょうか。

 

また、お祖母ちゃんはお孫様が本当に自慢だったようで、後でお寺様にもお孫様のバイオリンのことをお話ししていたことも伺いました。

本当に素晴らしい演奏でした。
きっとお祖母ちゃんの耳にも、あの美しい音色は届いていることでしょうね…。

 

平安会館 ソサイエ 岡崎大平斎場にて、お世話になりました皆様におかれましては、時節柄ご自愛くださいませ。

 

平安会館 ソサイエ 岡崎大平斎場

担当 横山 由夏


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「戦場のメリークリスマス」

絆ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

皆さんは「戦場のメリークリスマス」という曲をご存じでしょうか。
冬の季節になると聞きたくなる、少し寂し気な音色の曲です。

先日担当したご家族のお話です。
ご病気で若くして亡くなられたお母様のためにと、中学生のお子様がずっとピアノを弾いていらっしゃいました。

お子様が弾いていたのは「戦場のメリークリスマス」。
ご自宅で弾いていらっしゃる姿を見たとき、会館でもこの音色をきっとお母様は聞きたいだろうなと思い、会館の控室に電子ピアノをご用意させていただきました。

お子様は2日間、その音色を途切れさせることなく、お母様の傍で音色を届けていました。

素敵なピアノの音は、天国のお母様へ届いていることでしょう。
お母様のためにピアノを弾いてくださり、ありがとうございました。

平安会館 文十鳳凰殿

担当 坪井 寧音


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大切なもの

平安会館 文十鳳凰殿 のブログをご覧の皆様、いつもありがとうございます。

一段と厳しい寒さに見舞われる中、いかがお過ごしでしょうか。

 

突然ですが、皆様に大切なものはありますでしょうか。昔から大事にしているものや、最近気に入っているもの、好きな食べ物。お棺に入れてあげられるものには制限がございますが、形を変えて入れてあげられるものもあります。何か大切なものがあれば、最後に持っていっていただけるように試行錯誤させていただきます。

もし自分ならと少し考えてみてください。

平安会館 文十鳳凰殿

担当 岩﨑 創


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