豊田」カテゴリーアーカイブ

葬儀の風習

こんにちは。だんだんと秋も深まり、朝晩は冷え込むようになってきましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
いつも絆ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

先日お手伝いをさせていただきました、ご家族様のお話です。
お葬儀をした際、故人様の旦那様が、なぜか亡くなられた奥様に近寄られずにいたため、心配になりお声がけを致しました。
すると、どうやら地元の風習で旦那様は亡くなった奥様の近くにあまり近づいてはいけないということでした。奥様の魂が自分にとりつき、ちゃんと成仏できないようになってしまうらしいです。そのため、最初はお葬儀にも参列されない予定だったとお聞きしました。
出身地が静岡県だったとのことで、地元にそういった考えや習わしがあったようです。

私も地元では、お葬儀の終わりに「縁切り餅」というものを食べる風習がよくあるのですが、こちらの三河地方ではあまり見かけません。
また、同じ愛知県内でも地域によってさまざまな考え方や習わしがあり、私自身初めて知ることもたくさんあります。
お葬儀といってもひとえに色々な形があると実感するご縁でした。

平安会館 文十鳳凰殿

担当 横山 由夏


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家族葬について相談しよう

いつも絆ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は『家族葬』についてお話しいたします。

昨今の葬儀では、多くの方が家族葬を希望されています。コロナ禍となった現代は、特にその傾向が顕著になっています。
しかし、家族葬といっても、その形は十人十色です。
故人様のお子様やお孫様だけで送る家族葬もあれば、兄弟関係などのご親族が集まるのも家族葬です。
参列される人数も、それぞれの家庭の家族構成により大きく変わります。
そのような中で、どのような家族葬が良いのか、またどのような送り方があるのかなど、家族葬について相談してみませんか?

葬儀について生前から葬儀社と相談することを『事前相談』といいます。不安を安心に変えていただき、心が伝わる、いい葬儀にするためのものです。
ご自身のご相談をされる方もいらっしゃれば、ご家族のご相談をされる方もいらっしゃいます。

生前に、葬儀の相談をするなんて…と思われる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、大切な方とのお別れは、突然訪れます。
もしものときに、もっと希望を聞いておけばよかったと残されたご家族が悩むことのないように、事前相談はご家族で葬儀について考えるきっかけにもなります。
葬儀の形式が多様化していく中、元気な今だからこそ葬儀について話し合い、大切な方の想いを反映した葬儀を執り行えるように準備をしましょう。

♢事前相談のご予約はこちら♢

平安会館 文十鳳凰殿

担当 太田 邦尋


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好きな色で

11月を迎え、いよいよ冬を迎える準備が本格化してきました。
朝夕とお昼の寒暖差に身体を振り回される日々ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
そして、本日も絆ブログへのアクセスありがとうございます!

本日は、先日お手伝いさせていただいたご葬儀でのお話をご紹介いたします。
故人様は、ピンク色がとってもお好きな方でした。
生前、身に着けられていたお洋服は、淡いピンク色やほんのり赤色のものばかり。愛用していたブランケットも、もちろんピンク色でした。

ご家族のご希望により、祭壇のお花はピンク色でいっぱいにし、遺影写真もピンク色の背景で可愛らしくお作りいたしました。
好きな色に囲まれ、大切なご家族に見守られながら送られる姿は、とても幸せな光景に感じられました。

大切な人の最後、好きな「色」にこだわってみるのもいいかもしれませんね。

どうぞ厳しい寒さに負けることなく、素敵な冬をお過ごしください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

平安会館 文十鳳凰殿

担当 村山 諒


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焼香の作法について

皆様、こんにちは。絆ブログをご覧いただきましてありがとうございます。

本日は 葬儀式の中で、皆様によく聞かれる事柄について答えていきます。

よく聞かれる質問の一つが「焼香の作法について」です。

焼香の作法は各宗派によって異なります。
お香を額におしいただく場合や、そのまま炭の上にくべるやり方。焼香を2回する宗派、3回する宗派、特に決まっていない宗派など、さまざまです。

例えば、三河地域に多い浄土真宗(お東やお西)では、お香を額におしいただくことはしません。また、焼香をする回数は、基本2回といわれています。
対して、浄土宗や曹洞宗では3回が多いですが、これもあくまで一般的な考え方です。

焼香に対する考え方は宗派や寺院の考え方によって異なります。
もし自分が式に参列して分からなかった場合は、お近くのスタッフまでお尋ねください。

葬儀に参列する経験は一生のうちにそんなにたくさんあることではないですが、そのときが来た場合に備えて、今一度自分の家族の宗派や作法を知っておくのもいいかもしれません。

平安会館 文十鳳凰殿

担当 坪井 寧音


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いつものランチ

愛知県岡崎市にございます【平安会館 ソサイエ岡崎本宿斎場】にて、96歳になられるお父様のお見送りをお手伝いさせていただきました。

お亡くなりになる4日前まで、お嫁さんや娘さんと一緒に毎日通っていた喫茶店。そこで必ず食べるのが「味噌煮込みうどん」でした。
毎日のことなので、お店ではお父さんが席に着くなり、いつもの味噌煮込みうどんが運ばれてくるほどだったそうです。

「きっとこの数日誰も行ってないから、お店の人も『どうしたのかな?』って思ってると思うよ。」

そうお話しくださったご家族様に、どこの喫茶店かを伺うと、‟喫茶ドルチェ”さん。なんと、いつもサンドイッチをお願いしている当社のお取引様でした。

葬儀日は月曜日、月曜日はお店の定休日です。通夜の打合せが終わって、すぐに電話をしました。

「はい!ドルチェです!」

マスターの奥さんの元気な声が聞こえてきました。
お昼時のお忙しい時間に電話したにもかかわらず、話を聞いてくださり、お父さんのことももちろん知っておられました。
「明日お休みですよね…」と言うと、「いいよ、作るから。何時?」と即答してくださいました。

そして、葬儀日の朝、お店へ取りに伺うと、そこにはいつもの味噌煮込みうどんがありました。
奥さんが「食べた後、必ずコーヒーを飲んでいたから、コーヒーも淹れておいたよ」とコーヒーのセットまで用意されていました。
マスターも「必ず、毎日新聞を読んでいたから、新聞もいれておいたよ」と…。
そして「これは皆さんで火葬場で食べてもらうように作っておいたよ」と、サンドイッチを大皿でくださいました。

「本当にありがとうございます。きっとお家の方も喜んでくださいます。」

ドルチェさんへそうお礼を伝え、うどんが冷めないうちに本宿斎場へと急ぎました。
斎場へ到着すると、もうかなりのご親族がそろわれていました。

「ジャ~ン!!お父さん、いつもよりちょっと早いお食事だけど…。」

ご親族がいらっしゃる控室へ、うどんをお持ちしました。すると、皆様が一斉に集まってこられました。

「え?味噌煮込みうどん?ドルチェさんの?」
「今日月曜日だからお店お休みなんだけど、昨日電話で話をしたら作ってくださったよ。そして、これは私たちからのお供えでって。」
「えーーーーっ!!そうなの?すごい!お父さん、よかったね。最後にドルチェさんのおうどん頂けて…。」

そうおっしゃって、娘様は泣いて喜んでくださいました。
まだ小さなひ孫様たちも、マスターと奥さんの写真を見せたら「あっ!いつもいる人だ!」と…。ひ孫様たちも連れて行っていたお店だったんですね。

うどんは少しお供えをした後、「せっかくだから皆様で頂いたら?」とご提案をし、皆様に召し上がっていただきました。小さなひ孫様方は熱々より少し冷めたくらいのおうどんがちょうどよかったらしく、きれいにたいらげていらっしゃいました。

コーヒーはお別れの時に“末期の儀”として、お父さんのお口に含ませていただきました。
「お父さん、ドルチェさんのコーヒーだよ」と…。

ドルチェさんのご配慮があって、ご家族の皆様には忘れられないご葬儀となりました。

いつも朝から夜まで車がいっぱいのドルチェさん。地元に住んでいながら、ドルチェさんの人気ぶりに改めてオーナーご夫妻のお人柄あってこそのお店なんだな、と感じました。
本当にありがとうございました。

全てが終わり、ご自宅へ伺ってからも、ご家族様のドルチェさんの話は止まりませんでした。
「いろいろな手続きが終わって少し落ち着いたら、みんなでドルチェさんにお礼に行くわね」と、教えてくださいました。

葬儀日翌日、お借りした食器類をお返しがてら、ちょうど休みだったので私も「味噌煮込みうどん」を頂きに行きました。

とっても美味しかったです!!

平安会館 ソサイエ岡崎本宿斎場

担当 藤原 恵美


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四国遍路~一度きりの人生 絶えぬ挑戦~

急一段と冷える季節となってきました。
一日の気温差が激しく体調を崩しやすくなっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は用事がなければ、家の中でぬくぬくと体を温める日々を送っています。
寒い時期にこそ、少し運動をして体を温めるのが健康にも良いかもしれませんが、なかなか腰を上げられずにいます。
年配の方々からは「若いのだから」と叱られてしまいそうですので、家に閉じこもってばかりではなく何か始めてみようかなと考えています。

お葬儀をお手伝いさせていただくと、故人様のご趣味やこれまでの人生について触れる機会があります。
皆様それぞれの形で人生を謳歌されており、素晴らしいことだなと思わされます。

特に、ご年配の方で多いのは「お遍路」でしょうか。
「四国遍路」とも言い、弘法大師空海が修行した聖地や寺社が多数ある四国内を巡礼していくものです。
江戸時代に選抜された「四国八十八ヶ所霊場」という、88の霊場を歩いてたどる巡礼が特に有名とされています。もともと修行の一つだったものですが、最近では、健康祈願や近親者の供養、健康増進などの目的で参拝される方も多いようです。
その道のりは1400㎞にも及びます。

1400㎞という数字だけでもびっくりするのですが、この「四国遍路」を退職されてから、70代、80代になってから挑戦された方が多いのも驚きです。
特別なことですので、見事巡礼を達成されるとその証を大事にとっておかれる方もいらっしゃいます。

人生のどの地点に立っていようとも、何かを成し遂げよう、挑戦してみようと生きていらっしゃったその姿に心動かされます。
何かを始めるのに遅いも早いもありません。私自身もこうした方々の姿から見習って人生を楽しんでいきたいなと思います。

平安会館 文十鳳凰殿

担当 河本 粛


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寒さに負けず

絆ブログをご覧の皆様、いつもありがとうございます。
肌寒さを感じ、秋の訪れを感じる季節になってまいりました。

体を温めるには、寝起きに白湯を飲むのがいいそうです。寝ている時にかいた汗を、体温より少し高い温度の白湯で補完し、体の中から温めることが冷えに対して効果的だそうです。
また、ウォーキングなど、体を動かし基礎代謝を上げることも体を温める効果があります。

ますます寒くなるこれからの季節を何とか乗り切るために、どうかご自愛ください。

平安会館 文十鳳凰殿

担当 岩﨑 創


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最後のひとくち

お葬儀のお手伝いをさせていただく中で、よく「お酒が好きだったから最後に柩の中に入れてあげたい」とお声をいただくことがあります。

昨今、お柩の中に入れていただく副葬品のルールがあるため、何でもかんでも好きなものを入れてあげる、ということが難しくなってきている印象です。
「お酒を小さなパックでいいから…」という言葉をいただき、お気持ちは痛いほどわかりますが、大切な故人様のお身体に何かあってはいけません。

ただ、工夫次第では入れてあげることが可能です。
例えば、出棺前に故人様のお口元に水をお運びする「末期(まつご)の水」というものがあります。

昨今はこの末期の水を、生前お好きだったお酒やお茶、コーヒーなどに替えて、そちらをお口に含ませてご出棺させていただくこともあります。
また、末期の水としてお酒を用いた後に故人様のお身体にお酒をかけてさしあげるなど、さまざまな方法でお柩にお酒を入れてさしあげることができます。

そうでなくとも、通夜から葬儀にかけて枕元にお酒をお供えさせていただいたり、故人様がお好きだったお酒を皆様で楽しまれるご家族様もいらっしゃいます。

故人様が生前お好きだったものをお柩に入れてさしあげる、ということももちろんですが、通夜は故人様のお姿がある最後の夜です。そこで、故人様を囲み、皆様で楽しまれるのも一つの形なのではないでしょうか。

平安会館 文十鳳凰殿

担当 前田 みちる


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また旅行に行こうね

秋深まり、朝晩はたいへん肌寒くなってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日お手伝いさせていただいたお葬儀のことです。

故人様は、ご家族をとても大事にされていた方でした。娘様が取り組んでいた習い事の発表の場にどこへでも駆け付けたり、ご主人が入院された時も熱心にお見舞いに訪れたり…。
また、ご家族で、さまざまなところへ毎年のように旅行にも出かけられていたそうです。
遺影写真を作成するためにお預かりさせていただいたお写真も、数年前に訪れた旅行先での1枚でした。

「まさか、この時に撮った写真が遺影になってしまうなんて…。」

そうご主人がつぶやいた一言がとても印象に残っています。

ここ数年は、コロナウイルス感染症の流行により、なかなか旅行にも行けず、もどかしい日々が続いていたそうです。
ここ最近になって、ようやくまた旅行に行けるようになるかもしれない。そう思われた矢先に訪れた、突然のお別れでした…。

お寺様によるお勤めが終了し、お顔をご覧になってお別れしていただく時間となりました。
故人様の趣味の一つであった「家庭菜園」。来年用に、と残された種をはじめ、娘様方がご用意された思い出のお品がお柩の中へと納められました。

ご家族ご親族の皆様におかれましては、2日間たいへんお世話になりました。
時節柄、ご自愛ください。

平安会館 文十鳳凰殿

担当 岩崎 あずみ


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淋しさもまた

先日、愛知県碧南市の葬儀会館【文十鳳凰殿 碧南斎場】にて、ご葬儀のお手伝いをさせていただきました。

ご病気が見つかってから間もなく、静かにこの世を去られた故人様。急も急で、ご家族の皆様もお打ち合わせの時から涙を流されておりました。
そんなご家族様の悲しみを表すかのように、その日は外で雨が降っておりました。

わが子はもちろん、わが子の友達に至るまで、家族のように接しておられたという故人様。
「第二の我が家だった」と、通夜に駆けつけてくださった喪主様のご友人のお言葉に、故人様がご自分のみならず、ご家族と関わる皆様とのご縁も大切に生き抜いていらしたことが傍にいる私にも伝わってまいりました。

「母のように私も家族を愛します」と、最後のお別れに心を込めてお花を手向けてくださった娘様…。
去りゆく背中を送る淋しさは拭いきれませんが、ともに歩んだ想い出を胸に抱き、前を向こうとするそのお姿に、ご家族の絆を感じ、温かな気持ちになりました。

ご家族の皆様におかれましては、二日間たいへんお世話になりました。
朝晩の冷えが少しずつ厳しくなってくる時季です。
どうか体調を崩されませぬよう、お身体を大切になさってください。

文十鳳凰殿 碧南斎場

担当 田村 美智


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