豊田」カテゴリーアーカイブ

情けは人のためならず

「人にかけた情けは、巡り巡って自分のためになる」

この言葉の通り、人のため、家族のために一生懸命に人生を歩まれた93歳のお母様をお見送りするお手伝いを、岡崎市の【平安会館 ソサイエ岡崎大平斎場】でさせていただきました。

大切に愛情持って育てられたご子息。そして、目に入れても痛くないほどに愛されたお孫様。
時に厳しい一面をのぞかせることがあっても、それは大事に思っていた証でした。その優しさはしっかりと伝わっておられたんだなと、お母様に掛けられる言葉一つからでも伝わってまいりました。

遠い昔にご主人を送られ、なるべく家族に迷惑をかけぬようにと、一人でお暮らしになっていた晩年。ご近所の方々と趣味の輪も広げられ、水彩画や書道、お庭の手入れなどにも一生懸命だったそうです。
お母様のご自宅には、沢山の絵画が飾られておりました。
「会館をお母様の個展会場にされませんか?」との私の提案に、いくつも額に丁寧に収められた絵を他のお部屋から持って来てくださり、見せてくださいました。

「これは、最初の頃のものだね~」
「これはここの庭だよ」
「この風景も素敵だね~」

しばらく見ていなかった絵を見て、ご家族でいろいろなお話をされていました。

多くの額をお借りし、ロビー正面に飾らせていただいたのがこちらの写真です。

ご親戚の方も、この絵画をご覧になりながら、お母様の在りし日を偲ばれておりました。
また、小さい頃から成長を見届けてこられたお孫様のお友達が、同じように小さい頃からおばあちゃんにかわいがってもらったので「一緒に持って行ってもらいたい」と、折鶴を持って来てくださいました。

ご出棺前に、折り鶴はお孫様からお柩へ入れていただきました。きっと、お浄土までの道のりを先導してくださっていることでしょう。

もうすぐ、満中陰ですね。なにかお困りなことがございましたら、いつでもご連絡ください。
暑い日が続きます。どうぞご自愛くださいませ。

平安会館 ソサイエ岡崎大平斎場

担当 藤原 恵美


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派手好きな母のお葬式

愛知県西尾市の葬儀会館【文十鳳凰殿 西尾中央斎場】にてお手伝いいたしました、お葬式のご紹介です。

赤や黄色の鮮やかな洋服や口紅を身につけて、いつもにこにこ、笑顔で周りを明るく照らしてくれる存在だった故人様。ご趣味の旅行やパチンコでも、すぐにお知り合いができたそうです。

また、とても器用な方で、古着をリメイクしたり、色とりどりの布を組み合わせて作ったバッグをご家族やご友人にプレゼントしていたとお聞きしました。
ご自宅にはバッグのほかにも敷物などの作品がたくさんございましたので、その一部をお借りして式場へ展示コーナーを作りました。既製品と間違えるくらいの、すばらしい腕前の作品の数々でした。

お別れの時間には、一つひとつに「ありがとう」の感謝の気持ちを込めながら、ミニブーケを手向けていただきました。
色とりどりのお花をまとった故人様は、まるで華やかな花衣を着られているかのようでした。

行きつけの喫茶店のコーヒー。ご自宅にストックされていたお気に入りの味は、紙コップにお入れして、お柩に納めました。
今頃は彼の地でお気に入りを味わいながら、ご家族を見守ってくださっていることでしょう…。

大切なご縁をいただき、誠にありがとうございました。

文十鳳凰殿 西尾中央斎場

担当 岡田 美奈子


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愛しい背中に元気をもらって

こんにちは。いつもお世話になっております皆様、絆ブログへお立ち寄りくださり、ありがとうございます。
湿っぽい暑さの中ではありますが、皆様は体調など崩されず、お元気にお過ごしでしょうか?
本格的な暑さがやってくる前に、体調を少しずつ整えて、夏を迎えたいものですね!

夏は、私にとって「家族」のイメージが強いです。「家族で過ごす夏」というキャッチコピーが思い浮かびます。
家族でキャンプへ行ったり、家族でプールへ行ったりと、夏だけではないかもしれませんが、家族という言葉を、夏によく目にする気がします。
もしかしたら、自分の好きな映画で夏に欠かせないものがファミリー映画なのが関係しているのかもしれません。
しかし、私自身も、家族の温かみをより感じることのできるのが夏かと思っています。

最近、ご葬儀のお手伝いをさせていただくご家族様にも、小さなお子様を含め、何世代かでお集まりになられる方が多く感じます。
眠っていらっしゃる故人様のおそばに寄る小さな背中を、よくお見かけします。
そのたびに、とてもほっこりし、じんわりと心が温かくなります。

愛しいそのお姿に、こちらまで元気をいただけます。

どうか皆様もお身体にお気をつけて、良い夏をお過ごしください。

平安会館 文十鳳凰殿

担当 福井 萌子


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お好きな飲み物を…

日々ご葬儀をお手伝いしておりますと、よく故人様のお好きだった飲み物について耳にします。

「コーヒーが好きで、毎朝必ず飲んでいました。」
「よく晩酌をしていて、焼酎を飲まないと寝られないと言っていました。」
「ビールをよく飲んでいた覚えがあります。」

なんてお話をお聞かせいただきます。

ご遺族様のお気持ちとしては、故人様の好きだった飲み物をお棺に入れたいと思います。
しかし、火葬の都合で入れられないことが多々ございます。
そんなときによくご案内するのは、『末期のお水』の代わりに、お好きな飲み物をご準備するというものです。

『末期のお水』とは、亡くなられた方のお口に水を含ませる儀式のことをいいます。
「彼の地へ旅立った後、飢えや渇きに苦しまないように」というご遺族様の想いが込められているとの説もあるそうです。

実際に行われたときの様子をご紹介いたします。
お好きだった飲み物をご準備し、ご遺族様のお手により、グラスに飲み物を注いでいただきます。
そして、末期用の綿棒に飲み物を浸していただき、故人様のお口へ運んでいただきます。

「おじいちゃん、ビールだよ。たくさん飲んでね。」
「ずっと我慢していたビールだよ。嬉しいね。」

末期の儀式を行いながら、このように故人様へお声をかけられる方もいらっしゃいます。
ご病気で好きなものを制限されていた方は、息を引き取るまでお好きなものを口にできないままの場合がほとんどです。
そのような故人様のご遺族様には、この儀式を行うことで特に喜んでいただけるように感じます。

大切な故人様を送る儀式の一つとして、本日は、末期の儀式についてご紹介いたしました。
これからも故人様やご遺族様に合わせたご葬儀をつくりあげられるよう、努めてまいります。

平安会館 文十鳳凰殿

担当 登地 夏生


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故人様へのお供えもの

通夜・葬儀の2日間、ご参列くださる方へのお食事。
「足りないようじゃだめ!余るくらいで準備しなきゃ!」と、不足のないようにご準備いただくことが多いです。

当社では『陰膳』といって「故人様へのお供えとしてお食事をひとつお付けしてはどうでしょう?」と、ご提案させていただいております。

お供えしたお食事は、ご家族様で召し上がっていただいてもいいものです。
本来、お供えとはそういうものです。
お下がりとして召し上がっていただくもよし、ご出棺前にお柩に納めていただくもよし、でございます。

ぜひ、故人様にもお食事をご準備いただければと思います。
そして、最後の夜、ご家族で集まって同じ時間をお過ごしいただければ幸いです。

平安会館 文十鳳凰殿

担当 久保 優里香


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お花に囲まれて

暑い日が続いていますね。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

今回は愛知県豊田市の葬儀会館【平安会館 ちごの口豊田藤岡さとび斎場】にてお手伝いいたしました、お葬儀のご紹介です。

故人様は95歳のおばあちゃん。少し頑固な一面もあったそうですが、優しく家族想いな方でした。
お花が大好きで、お庭いっぱいに咲いたお花の世話をすることを日課にしていらしたそうです。

故人様のお好きだったという『鰻』と『から揚げ』をご用意いたしました。
これらをお別れ時、お花と一緒にお柩の中へ入れていただきました。
また、写真には写っていませんが、芍薬が好きで育てていらしたという故人様のために、大きな芍薬のお花を準備された方もいらっしゃいました。
そして、お花が大好きな故人様が喜んでくださるように、たくさんのお花を手向けていただき、ご出棺となりました。

大好きなお花や食べ物に囲まれて、そして、大好きなご家族の皆様方に見守られての旅立ちでございました。
とても温かな雰囲気で、穏やかな時間が流れておりました。

ご家族の皆様、2日間お世話になり、ありがとうございました。
お体にはお気をつけて、いつまでもお元気でいてくださいね。

平安会館 ちごの口豊田藤岡さとび斎場

担当 山内 徳子


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願いのこもった折り鶴を

みなさん、こんにちは。
6月も後半となり、梅雨のじめじめした気候が続いていますね。いかがお過ごしでしょうか。

私たちは葬祭ディレクターとしてご葬家様と一緒にご葬儀を作り上げていくにあたって、喪主様やご親族の皆様と色々な打ち合わせをさせていただきます。
その中で、私どもがよく皆様にお聞きするのが「お柩の中に入れてあげたいものはございますか?」という質問です。

先日、そのときにお預かりしたものの中に『折鶴』がありました。故人様の歳の数だけ折られた鶴です。
せっかくですので、こちらは最後に皆様のお手により、お柩内へ納めていただきました。

お花の上に手向けられた鶴達は様々な色味で、一つひとつ丁寧に願いが込められています。
お柩の中はお花や折鶴で綺麗に彩られ、とても素敵なお別れの時間となりました。

皆様もお柩の中に入れてあげたいものがあれば、お気軽にスタッフまでご相談ください。

平安会館 文十鳳凰殿

担当 二村 麻由


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長い旅を終えた母へ

いつも絆ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は、安城市弁天町にございます【平安会館 安城斎場】にて執り行われた家族葬をご紹介いたします。

故人様は、カラオケやバス旅行、老人会の活動を楽しみにされていたお母様でした。お写真に写るお姿は、どれもはつらつとしていらっしゃったのが印象的でした。

90年以上にわたる道のりをしっかりと歩んで来られたお母様へ、喪主様から温かな光を捧げていただく〈献灯の儀〉を行いました。大切な種火を授かり、祭壇へ灯します。

沢山の家族写真には、いつも笑顔で写るお母様がいらっしゃいました。
時とともに、家族写真は人数を増し、孫からひ孫とかわいい姿が増えていきます。
同じように母の日に送られるお母様へのプレゼントも増えていき、そのどれもを大切に残してこられました。

想い出のプレゼントは、お母様の愛用品やお写真とともに、ご家族の皆様のお手で式場へ飾られました。

子供から孫、孫からひ孫へ、繋がれた温かな想いが溢れる家族葬でした。

ご家族様には、2日間大変お世話になりました。
お疲れのことと思います。どうかご自愛くださいませ。

平安会館 安城斎場

担当 太田 邦尋


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“なな”と“はち”。

愛知県西尾市にございます【文十鳳凰殿 西尾一色斎場】にてお見送りのお手伝いをさせていただきました。

いつも前向きで明るく冗談が好きで人が好き、猫ちゃんも好き…何よりも家族が好きな故人様。日本舞踊や押し絵、旅行を趣味として楽しんでいらしたそうです。

大切にしていたお着物を向かう先でも着てほしいと、娘様が用意してくださいました。

お式は粛々と進み…。

長年勤め、退職後は趣味を楽しむ日々でした。旅行となると写真をたくさん撮ってアルバムを作成し、大切にしていらしたそうです。
その景色の良い所からご家族様をアルバムにしていただくために、こちらをご準備させていただきました。

また、アメリカンショートヘアーの“なな”ちゃんをとても可愛がっていらしたそうです。
そのななちゃんの名前の由来が7万円だったから…。そんなユーモアをお持ちの故人様でした。

幾つになっても我が子は我が子。「貴女が笑い、幸せでいてくれたら それだけでいいのよ」と、今頃微笑んでいらっしゃるのではないでしょうか。

この2日間、色々とお世話になりまして本当にありがとうございました。
ななちゃんがいなくなってからは、そっくりなぬいぐるみを“なな”と名付け、ななちゃん同様それはそれは大変可愛がり…。しかし、ななが汚れてしまって、新たに迎えたぬいぐるみの名前が“はち”。そんな故人様を送らせていただきました。
このご縁に感謝いたします。

文十鳳凰殿 西尾一色斎場

担当 内野 久美子


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笑顔の素敵な母へ感謝を捧げます

愛知県豊田市にございます【平安会館 ちごの口豊田土橋斎場】にて、とても優しいお母様のご葬儀をお手伝いさせていただきました。

お母様は、我が子の希望を叶えようと50代半ばまで懸命に働き、家族を支えてくれた方でした。そんなお母様をしっかり送ってあげようと喪主を務められた長女様と次女様とで協力し、ご葬儀の準備をしてくださいました。

式場入り口に飾られたお母様の作った押し花は、一見では押し花と思えないほど細かく綺麗に作られていて、私たちスタッフも感心して拝見しました。

いつも笑顔の絶えなかったお母様らしく、祭壇中央には、優しく微笑んだお母様のお写真。
乙女のようにはじける笑顔を見せる時もあったそうなので、お人柄が表れた、とてもかわいい遺影写真でした。

式場は、たくさんのお花で飾られました。

通夜・葬儀式はご親族の皆様にて厳粛に執り行われました。

ご家族の皆様、お手伝いをさせていただきました2日間、大変お世話になりました。
時節柄ご自愛ください。

平安会館 ちごの口豊田土橋斎場

担当 中野 吏


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