豊田」カテゴリーアーカイブ

彼の地でもゆっくりお休みください

節分を過ぎ、寒い中にも春の気配が感じられる向春の候。愛知県西尾市の葬儀会館【文十鳳凰殿 西尾中央斎場】にて、家族葬のお手伝いをさせていただきました。

病がわかって数年、闘病生活を辛く思うこともあったでしょう。しかし、ひたすら前を向き、仕事に趣味にと、その人生を最期まで輝かせてこられました。
そんな故人様を傍で支え、見守ってこられた近親者の皆様のみにお集まりいただき、ご葬儀が執り行われました。

これまでの感謝の意を込めて、祭壇は華やかなお花で綺麗に飾りました。
また、オリジナルスタンド装花〈ありがとうブーケ〉も可愛らしく作成し、お近くに飾らせていただきました。こちらは、一つ一つが花束になっていますので、お柩にそのまま手向けていただきました。

お花越しに飾られたご遺影は優しく微笑んでおられ、参列された皆様に「ありがとう」とおっしゃっているようでした。

甘い物もお好きで、よく買って来てはご家族で召し上がっておられたそうです。特にお好きだったというお品をお供えさせていただきました。

皆様のぬくもりに包まれて彼の地へと向かわれた故人様。
甘い物を召し上がりながら、彼の地でゆっくりお休みいただければ幸いです。

喪主様をはじめ、ご家族の皆様方におかれましては、お力落としのことと存じますが、どうかご自愛くださいませ。

文十鳳凰殿 西尾中央斎場

担当 小林 孝教


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亡くなるということ

いつもお世話になっております。立春とは名ばかりの寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

先日お手伝いいたしましたご葬儀で、お寺様がおっしゃっていたお話を少しご紹介させていただきます。

 


故人様が亡くなってから、お身体に触れた方はいらっしゃいますか。
昔は、遠い親戚の方でも近所の方でも、訃報があると故人様がお棺に入られる前にお参りに行き、そのお身体に触れたものです。

触ると、初めは「こわい」と感じます。しかし、触ることによって亡くなるということがどういうことか、学ぶことができました。

今はお柩の中で眠っていらっしゃいますので、お棺のふたをあけて、最後のお別れのとき、故人様に触ってください。
「つめたい」や「こわい」と感じるかと思いますが、どうか触れてください。
亡くなるということがどういうことか、それが故人様から教えていただける、最後の教えです。


 

大切な方の最期は、悲しく辛い出来事ばかりではないと、命の重みについて改めて考えるきっかけになるご法話でした。

ご葬儀を通して、ご遺族様が少しでも前を向くきっかけを作ることができるよう、これからも日々お手伝いしてまいります。

平安会館 文十鳳凰殿

担当 川井 沙織


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大好きだったお酒でお別れ

寒さが身にしみる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

本日は、愛知県西尾市にございます【文十鳳凰殿 西尾矢田斎場】にて執り行われました〈お酒が大好きだった83歳のお父様〉のご葬儀について、ご紹介いたします。

通夜日の朝、ご家族様と打ち合わせをしておりますと、故人様が生前大切にしていたお品を飾りたいと、ご要望をいただきました。
よくかぶっていたという帽子に、ゴルフのクラブ、トロフィーに賞状…。これらのお品をお預かりし、式場入り口付近にて飾らせていただきました。

なかには、ビールの形をした蝋燭までございました。お酒が好きな故人様ならではのお品でした。

お通夜には故人様を偲んで大勢の弔問客がいらっしゃり、席が後ろまで埋まってしまうほどでした。

お読経が終了した後は、式場スクリーンにて〈想い出スライドショー〉をご覧いただきました。葬儀日に参列できない方もいらっしゃるとのことで、故人様の在りし日のお写真をじっくりと眺めていただきました。

お通夜が終わってから飾りたいお品がさらにあるとうかがい、辞書や写真などのお品を追加して飾らせていただきました。

お預かりしたどのお写真からも、和やかな雰囲気が伝わってまいりました。

ご弔問の方もお帰りになり、故人様を式場から控室へお連れすると、その頭元に瓶の日本酒〈獺祭〉が置いてありました。
ご家族様より、この日本酒をなんとかお柩の中に入れてもらえないかと、ご相談を受けました。

瓶は、お骨に影響を及ぼすため、火葬の関係で納めることができません。
「ペットボトルに入れ替えても難しいですか?」とも聞かれましたが、ペットボトルも同じ理由で納められません。
また、お酒をふくませた綿棒で口元をぬらしていただく〈末期のお酒〉をご提案させていただくと、なんと、すでにお通夜の前日に行われていたということでした。

お酒が好きだったから、どうしても最後に持たせてあげたいというご家族様のお気持ちが、ひしひしと伝わってまいりました。
そこで、皆様がよければ、故人様のお布団にお酒をかけてあげることなら可能ですと伝えました。「それいいですね」と前向きなお言葉をいただき、ご葬儀で行うことになりました。

そして、ご葬儀当日。滞りなく式は進行していき、お花を手向けるお別れの時間となりました。

故人様をお花で囲んだ後は、最後に、忘れてはいけない〈獺祭〉です。

おひとりだけでなく、数名の方に入れていただけるように、紙コップを準備しました。
大好きなお酒を、大切なご家族様から注がれ、故人様が少しでも満足してくださっていることを願っております。

【文十鳳凰殿 西尾矢田斎場】でお世話になりました皆様、どうぞご自愛くださいませ。

文十鳳凰殿 西尾矢田斎場

担当 登地 夏生


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ご家族の想いと一緒に

先日、お手伝いをさせていただいたお葬儀での一幕をご紹介させていただきます。

お通夜の時間が近づき、ご家族・ご親戚の皆様が式場へ足を運んでくださいました。それと同時に、故人様のまわりを囲うかのように、お柩近くにお品が増えていきました。

愛飲・愛煙されていた銘柄の日本酒やタバコ、それに故人様の生まれ故郷名産のみかんなど…。
どのお品も、故人様のことをよく知る皆様だからこそのお供えものでした。

皆様からのお供えものはご出棺前、最後のお別れの時間に、ご参列いただいたご家族・ご親戚の皆様のお手で、お柩へと納めていただきました。

皆様からの想いのこもったお品を持って、旅立たれた故人様。お別れは寂しいですが、今度は向かう先から、皆様のことをあたたかく見守ってくださることでしょう。

ご家族の皆様におかれましては、2日間大変お世話になりました。
まだまだ寒い日が続きますが、どうかご自愛くださいませ。

平安会館 文十鳳凰殿

担当 岩崎 あずみ


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香典返しについて

こんにちは。いつも絆ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

本日は〈香典返し〉についてお話しいたします。

香典とは、もともと香を拝借した場合の代金を包んだのが始まりといわれています。
故人様に対して供物を捧げる意味と、葬礼を共同体の事業と考え、喪家の金銭的負担を軽くする意味合いが込められています。

そう考えますと、香典は故人様に対する供養の気持ちと、喪家の負担を少しでも和らげるためのものですから、本来お返しは必要ないように感じます。
しかし、現在は香典にはお返しを送るのが一般的です。
基本的には、いただいた金額の3~5割相当の品物を贈ります。仏式では、三十五日か四十九日の忌明けを迎えた頃、神式では、五十日祭を迎えた頃に贈ります。

ただ、私共がお手伝いしております愛知県の三河地方では、通夜・葬儀の当日にお返しを弔問客に渡す〈即返し〉が慣習になっています。
香典の金額に関係なく一律に品物を返すので、香典が高額であった場合は、葬儀後に別の品物を贈る〈後返し〉を行いましょう。

【平安会館 文十鳳凰殿】では、葬儀後のお手伝いもしっかりとさせていただきます。
法要や〈後返し〉のご相談も安心してお任せください。

平安会館 文十鳳凰殿

担当 高須 直


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それぞれの思いの形

こんにちは。いつも絆ブログに足をお運びいただき、ありがとうございます。
ご葬儀のお手伝いをさせていただく中で、印象に残ったご家族様のお話です。

亡くなられたのは96歳のおばあちゃん。ご家族だけで送る、ゆったりとしたお式でした。

ご葬儀当日、喪主様は体調がよろしくなく、やむなく参列ができませんでした。
しかし、故人であるお母様へ感謝の思いをどうにか伝えたいとのことで、朝早くに故人様への思いを込めたメッセージを息子様に託され、そちらをお式の中で奉読させていただきました。

愛するたった一人の、かけがえのないお母様への思いが会場内に響き渡り、参列されたご家族様の目には涙が…。
とても温かい気持ちになる、ご葬儀でした。

愛に満ちあふれたご家族の皆様、二日間たいへんお世話になりました。

まだまだ寒い日が続きますが、どうぞ ご自愛くださいませ。

平安会館 文十鳳凰殿

担当 前田 みちる


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沢山の感謝を込めて…

愛知県西尾市にございます【文十鳳凰殿 西尾中央斎場】にてお手伝いをさせていただきました、ご葬儀のご紹介です。

高浜市立翼小学校にて初代校長を務められ、西尾中学校の校長としても教員人生を全うされた伊澤先生。
高校時代には剣道部に所属し、教職に就いた後も、部活動では剣道部を担当されたそうです。退職後も剣道連盟の理事として功績を残されました。

ご祭壇には愛用の防具や生徒からの感謝状、卒業証書など、たくさんの思い出の品を飾りました。
また、式場入口には、ご家族とのお写真や大切にされていたお品を並べ、メモリアルコーナーを作りました。

ご親戚の方が弔辞を披露され、どなたも目頭を押さえながら聞き入っていらっしゃいました。
お柩には、感謝の気持ちを綴ったお手紙を、お花と共に納めていただきました…。

教師として子供たちへの愛情はもちろんのこと、ご家族へも惜しみなく愛情を注がれたご生涯でした。たいへんお疲れ様でございました。
まだまだ子供たちに剣道を教えたい、ご家族との時間をゆっくり過ごしたいというお気持ちはあったかと存じますが、今はただゆっくりお休みくださいませ…。

文十鳳凰殿 西尾中央斎場

担当 岡田 美奈子


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「ありがとう」聞こえていますか?

先日、愛知県西尾市にございます【文十鳳凰殿 西尾吉良斎場】にて、お葬儀のお手伝いをさせていただきました。

故人様は86歳のお父様でした。
仕事熱心で、職人気質。口数も少なく威厳のある方だったそうですが、息子様が小さい時には毎年、夏休みになると旅行へ連れて行ってくれました。
また、お嫁さんがプレゼントしてくれた洋服がお気に入りで、好んで着たりと、愛情深いお方でもありました。

そんな故人様のお葬儀の様子でございます。

まず、大切な故人様のご祭壇へお灯明をお灯しいたします。〈献灯の儀〉。

お光は、長年連れ添われた故人奥様よりお預かりいたします。

お預かりしたお光をご祭壇へ…。

お光が灯りましたら、ご寺院様が式場に入られ、開式でございます。

お式が進みますと、ご会葬の皆様にはご焼香へとお進みいただきます。

そして閉式後、お別れのお時間でございます。
ご親族の皆様の手で手向けていただくのは、故人様のお好きだったオレンジ色や黄色の、明るい色のお花…。

お柩のおふたは、近しいご親族の皆様の手によってお閉じいただきます。

おふたが閉まりきる最後まで「ありがとう」「またね」と、皆様でお声を掛けていらっしゃいました。

そして、いよいよご出棺でございます。

【文十鳳凰殿 西尾吉良斎場】にてお世話になりました皆様、もうそろそろ忌明けの法要を迎えられるのではないでしょうか。
お困り事はございませんか。
少しでもご不明な事がございましたら、いつでもご連絡ください。

文十鳳凰殿 西尾吉良斎場

担当 伊藤 里帆


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安心してお過ごしいただくために

みなさん、こんにちは。
コロナ禍の大変な状況が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

【平安会館 文十鳳凰殿】では、お式にご参列の皆様へ、感染症対策として消毒や検温をお願いしております。
また、風も強く、寒さも厳しい時季ですが、皆様にはご理解をいただき、式場内の換気もいたしております。

まだまだ油断ができない状況下でございます。
そんななか、ご参列いただく皆様に少しでも安心してお過ごしいただけますように、対策は欠かしません。

寒さを感じられたお方様には、ブランケットのご用意もございますので、お気軽にスタッフへお申し付けください。

万全の対策をして、皆様のご参列をお待ちしております。

平安会館 文十鳳凰殿

担当 二村 麻由


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簡単なようで難しいこと

皆様こんにちは、本日もブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

先日お手伝いさせていただいた方のこと。
ご住職が法話で、とても印象的なお話をしておられました。
「初七日まで終えられ、今後の供養として大切なことは、故人様を思い出すこと、思うことです。もちろんお参りしていただくことも大切ですが、様々な日々の中で故人様を思い出し、語ったり想いを馳せていただくことが、今後何より大切になってくるのですよ。わすれない…簡単なようで実はこれが一番難しいのです。」
というお話でした。

いそがしいと身近にいる人のことでさえ、疎かになってしまうことがある現代。
そばにいられない方のことを常に思うことは難しいこともありますが、このご住職のお話のように、思い出すこと…大切にしていきたいですね。

平安会館 文十鳳凰殿
担当 末永 星


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