豊田」カテゴリーアーカイブ

本当のエイプリルフールであって欲しい

新緑の春の日、純粋で明るく回りを照らし、いつも一生懸命で家族を支えてくれた故人様のお葬儀を岡崎市の葬儀会館 平安会館 六名斎場にてお手伝いをさせていただきました。

「お花が大好きで、いつも家の庭にもお花を植えてくれて・・・今はその存在の大きさに気づかされます・・・」と打ち合わせの時にお話しを伺いました。周囲に笑顔の花をたくさん咲かせてくれた故人様の祭壇はお花畑をイメージしました。

お酒の席で出会い、お互いを信じご結婚。毎晩、お酒を嗜みながら、何気ない話に花を咲かせた日々。大好きなお酒もご一緒にお傍にお供えしました。

たくさんのお手紙も前日、当日に書いていただきました。

家族葬として行われた葬式。「突然のお別れに戸惑っています。・・・本当にエイプリルフールであって欲しい・・・」と喪主様。当日は4月1日 皆に見守られながら彼の地へ向かわれた故人様。これからも変わらぬ笑顔で見守って下さい。と願い、合掌で見送らせていただきました。

平安会館 文十鳳凰殿

担当者 小林 孝教

最後もそばに…

日差しの温かさを感じられるようになってまいりました

皆様いかがお過ごしでしょうか

 

皆様のお葬儀をお手伝いする中で

気になることがございました

それは、葬儀の日の式の流れと

お花を入れていただく時についてです

流れが分からない方が多くいらっしゃって

不安に思われている場合もあると思いました

 

まずは、お葬儀開式となりましたら

お寺様、宮司様などに入っていただき

お勤めをいただきます

その後、お別れのご準備をさせてもらい

お花でのお別れをして頂きます

ここでお花や、棺に入れて差し上げたいものを

入れてもらいます

 

その時、お花を1度入れたらお席に戻られる方が

ほとんどです…….

棺の蓋を開けて、亡くなられた大切な方に

触れられるのはこのタイミングが最後です

良ければ、傍にいてあげて欲しいと思います

きっと、「座らなければならない」や

「どこにいればいいのか?」などを気にして

座ってしまわれるのかと思います

特に今は家族葬が増え近しい親族しかいないのですから

ぜひ大切な方の近くにいてあげてください

 

お花も、1度しか入れてはいけないルールはございません

2度でも3度でも、お顔元に限らず胸元にも

お花を入れてあげてください

お別れは、皆様と大切な方のお時間なのです

良ければ、かしこまりすぎないで

最後のお別れを過ごしていただきたいと願います

 

文十鳳凰殿 平安会館 登地

ちんどん友の会

愛知県 西尾市 にございます、文十鳳凰殿 平安会館 西尾中央斎場にて お手伝いさせていただきましたご葬儀の様子です。

経営者として厳しい一面もありながらありながら、芸達者でチンドン屋やどじょうすくいを披露して周りをたくさんの笑顔で包んでこられた故人様…

がまの油売りの幕に描かれた絵は、喪主を務められた息子さんの作品です。

衣装担当は奥様で、式場にはご家族の思い出の詰まった品々を飾らせて頂きました。

これまでの感謝の気持ちと、それぞれが思いを綴ったお手紙を添えてお花のお別れ…

娘さんやお孫さんにも手を添えていただき出棺です。

長年大切にしてこられた会社に立ち寄り、いつもの空気を感じて頂いてから火葬場に向かわれました。

手作りのチンドン屋の太鼓にある、「ちんどん友の会」実はこれ奥様も娘さんも知らないうちに書かれていたそうです。突然の別れに悲しむ中、これを見つけたお二人は大笑い。家族を最後まで楽しませてくれる素敵な故人様でした。

暖かく過ごしやすくなってまいりましたが、ご無理なさいませんようくれぐれもご自愛ください。

 

文十鳳凰殿 平安会館 家族葬の結家

担当 岡田美奈子

かけがえのない存在

高浜市にあります、平安会館サライ神明斎場にて執り行われましたご葬儀のご様子です

桜が咲き始め春乃風を感じ始めた4月当初、三人の子供を持つお母さんが、60代半ばと若くしてこの世を去られました

お母さんは若い頃旦那様と別れられ、息子二人と娘一人の三人の幼い命を女手一つで育ててこられました

女性一人で三人の子供たちを育てるわけですから、さぞ大変だった事とお察し申し上げます

長男さんは、母親と喧嘩ばかりしていて、

長女さんは、それを止める毎日…

次男さんは、それを陰でみておとなしくしていた

と、それぞれの口から語ってらっしゃいました

ご立派に成長された息子様たちにもまた、お子様が…

上記写真に写っております、つるやお花はそのお孫様から優しいおばあちゃんへと…

そして、おばあちゃんの大切にしていた帽子、洋服、靴…

真ん中には、ちょっと格好つけて吸われていた、タバコも…

お食事がなんでも大好きだったお母さん…今日みんなが食べるものと一緒のものを…

右手には、いつも”朝”飲まれていたコーヒー牛乳、”お昼”の緑茶、”夜”のビールと息子様方から…

それぞれの想いのお別れの後に息子様から…

「いなくなって気づきました。

母は、人生の中でかけがえのない存在でした。」

最期の最期にお母さんの一番聞きたかったであろう言葉を私は聞きました。

 

母と子の最期のお手伝いをさせていただき感謝申し上げます。

ご無理なさいませんよう、くれぐれもご自愛ください。

 

文十鳳凰殿 平安会館 家族葬の結家

担当 角野心水

 

想い出のお花見

桜の花が満開、桜吹雪が舞う頃…

西尾市 文十鳳凰殿 西尾中央斎場にて営まれました

お葬儀の様子です

祭壇お写真横に飾られた桜の花

生前、故人が奥様とお花見をし、お散歩された温かな想い出

今まさに、桜の季節

想い出の場所は、市内の有名な桜のスポット

「少しお時間いただけませんか?」

「葬儀場に向かう前に、もう一度、最期にお花見をしませんか?」

急な提案にも快く了解いただき、ご夫婦そろってお花見ドライブへ

駐車場は他のお花見の皆さんも有りほぼ満車

丁度 一台空いていたスペースに駐車させていただきました。

公園は見事な、桜色

空の青と桜のピンクが綺麗で心奪われました

車内ではありましたが、故人様のお棺の窓を開き

一緒にお花見

最期に訪れた想いでの地は、あの時と同じように

綺麗だったに違いありません

時節柄気苦労も多かった、お葬式

ご家族様大変お疲れ様でございました

 

毎年桜吹雪が舞う頃は、故人を思い出して頂ければ幸いです

 

文十鳳凰殿 平安会館

西尾市 「文十鳳凰殿 西尾中央斎場」

鳥山

流れる思い出

 

こんにちは。いつもお世話になっております、皆様いかがお過ごしでしょうか。

この春の季節といえば、あちらこちらで優しく咲き乱れる 桜の花々

今年は咲き始めも早く、今やもう、葉桜が多くみられるようになりましたが、咲いている時も、また散ってゆく時も、人々の目に留まり何らかの思い出を残していくなぁ とふと感じました

 

そういうのも、自分の記憶の中に刻まれる、数多くの思い出のようなものではないか、とも

 

思い出の残し方には、沢山のやり方があるかとも思いますが、その中でもず~っと手元に残しておける写真や動画が最も貴重だと、自分は感じます

 

皆様のお手元にも、数多くの思い出が起こされる写真、あ~これどこで撮ったんだっけ?と話の種になるもの、沢山あられるのではないでしょうか

当社のプランの中には、そういったお写真を何枚か集め、一枚ずつ流す、” *想い出スライドショー”というのも、実はございます。(*プラン内容等によってあり、なし)

ご家族との想い出を偲ぶひとときに、いかがでしょうか

 

お気軽に、ご相談下さい

 

文十鳳凰殿 平安会館 家族葬の結家

担当  福井 萌子

好きだったもの

皆さま、こんにちは。

今回は故人様がお好きだったものが溢れる、メモリアルコーナーに飾らせていただいたものをご紹介させていただきます。

こちらは、大切な思い出が詰まったご家族様とのお写真を並べさせていただきました。

次に、こちらには書道の展示会に出展された故人様直筆の掛け軸と色紙を飾らせていただきました。

最後にこちらは、甘いものがお好きだったという故人様に、この時期ならではの桜の和菓子をお供えさせていただき、コスモスもお好きだったとのことだったので、布でお作りし、和菓子に添えさせていただきました。

平安会館 文十鳳凰殿

担当:幸村  美樹

静かに送ってあげたい・・・

昨年10月中旬、安城市にございます平安会館安城斎場にてお通夜、ご葬儀のお手伝いをさせていただきました。

仏教系ではなく神道系のご葬儀です。

祭壇のご様子です。

式中のご様子です。

喪主様のご挨拶です。

故人様の作られた作品の数々

と、大好きだった赤玉ポートワイン!

お花のお別れ時にその赤玉ポートワインを皆様によりお口に運んでいただき

末期のワインです。

まだお棺を閉じたくないんだけど・・・

と、喪主様。お気持ちは分かりますが、皆様のお手によりお閉じいただきました。

サガンの儀!

そして、ご出棺です。

今月の中旬には担当をさせていただいて半年になります。桜も早散り始め、もう初夏を思わせる陽気です。それなのに、終息しつつあったコロナウイルスはまたも猛威を振るい始めました。ご家族の皆様はいかがお過ごしでしょうか?

気を緩める事無くこれからも体調にはお気をつけてお過ごし下さいませ。

文十鳳凰殿 平安会館 家族葬の結家

担当 清野 たかこ

あなたの志を継いで

愛知県西尾市にございます、文十鳳凰殿 平安会館 西尾中央斎場にて ご葬儀をお手伝いさせていただきました。

大正から令和にかけて、四つの時代を生き抜いてこられた、故人様。

市の方から百歳のお祝いもいただき、喜んでいた姿が思い出されます。

そんなあなたを送る式には、一緒に過ごしてきたご家族よりお花や果物が供えられています。

家族旅行など何か行事があると写真を撮ってくれた故人様とは、思い出の写真がいっぱい。

せっかくなのでロビーにてお写真を飾らせていただきました。

お写真の中には、ご自宅で育てていた苺を栽培するようすも写っています。

長年携わってきた苺作り… いまはお孫様が継いでくれています。

お孫様が携わってくれると知ったときは、さぞ嬉しかったことでしょう。

これまで苺作りに注いできたあなたの情熱は、その背中を見て育ったお孫様へと受け継がれていきます。

まさに命のバトン… 胸が熱くなりました。

おじいちゃんの志を継いで、今後も苺を作り続けていってほしいと存じます。

こちらはスタッフより、お好きでいらしたパンをご用意させていただきました。

最後に棺へ入れていただき… 和やかな雰囲気の中、ご出棺となりました。

 

故人様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

文十鳳凰殿 平安会館 西尾中央斎場

担当 古澤 杏奈

最後に写真展を

西尾中央斎場、1階にてお手伝いさせていただいた

お葬儀のご紹介です。

故人さまのご趣味の一つに、カメラがありました。

その作品はどれもプロ並みで、コンクールでは

何度も受賞されるほど。

ご家族さまが選りすぐりの作品を選んで額に収め準してくださいました。

ご夫婦ふたりで写ったお写真もご一緒に…

ご参列にみえたご親族さまだけではなく、私達スタッフもアルバムをめくり、楽しませていただきました。

かの地でも、写真撮影を楽しまれているといいな…と願うばかりです。

ご家族、ご親族の皆さま方には大変お世話になりました。

お疲れが出ませんよう、ご自愛下さいませ。

文十鳳凰殿 平安会館 久保優里香