手を合わせて

病に倒れて一年余り。

懸命に病と闘い、前向きに治療に励んでこられた故人様。

夫として父として家族を不安にさせないようにと気丈に振舞われていたのかもしれません。

どんな時でも変わらぬ優しさと家族への愛情の深さに心打たれる、そんな人生を歩んでこられました。

悲しいほど早すぎる別れにご家族だけでなくお付き合いのあった方々、共に働いてこられた皆様のショックの大きさは計り知れないものでした。

 

ご家族からは一般葬ではなく、式は家族葬でとのご希望がありました。

優しく思いやりに溢れたお人柄はご家族だけでなく多くの方々に親しんでいただいたことでしょう。

式前に一般の方々の焼香時間を設けお別れのお時間を作ることになりました。

多くの方々の参列を想定し、式場は広々とした空間を保てるように式前焼香のお時間では椅子を一度撤去させていただきました。

 

 

お越しくださった皆様が故人様に手を合わせご焼香くださり、入院のためしばらく拝見出来なかったであろう故人様のお顔を見てお別れをすることが出来ました。

会社の方々やご友人から見たお人柄に触れ、初めて知る夫、父の姿をご家族は知ることが出来たのではないかと思います。

故人様との思い出を分かち合い共に偲んでいただく、そんなひと時となりました。

 

 

悲しみの中にも故人様が残してくださった温かな思い出がこれからもご家族、お知り合いの皆様の心の支えであってくれることを願っております。

 

平安会館 文十鳳凰殿

河本


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手作り

こんにちは、いつもお世話になっております皆様、ブログへもお立ち寄りくださりありがとうございます。

日中はまだ暑さが残りますが、朝晩の冷え込む寒さに、やっと秋が来たなあと感じる今日この頃です。

体調など崩されず、お元気でお過ごしでしょうか?

寒さを感じてくると、どうしても自宅に籠りがちに…

部屋の片づけやら、やらないといけないことばかりなのですが、それもまた気が乗らず、他に室内でできる趣味や何か楽しいこと見つけられたらな、と思って過ごしてきたのですが、なんだかフィットするものが見つからず…

 

ふと、前にお手伝いさせていただけました故人様を思い出しました。

手で物を作り出す、そんな、私からすると魔法のようなことをされておられた方でした。木を彫って削って、まるで生きているかのような作品を作り出されていてとっても素敵だったので、少しだけアレンジしてお飾りさせていただきました。

より雰囲気がでたね、とご家族様にも喜んでいただけました。

そんなお手伝いをさせていただける時間にこちらもほっこり、幸せな気持ちをいただけました。

私もそんな手があったらなと思い出した日でした。

 

 

だんだんと気温差が大きくなっていきますね、お身体温めてこの季節もまた越えていきましょうね

お困りごと、お気軽にご相談ください

 

平安会館・文十鳳凰殿

福井 萌子

 


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火葬時の副葬品について

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 

先日、祖母と話す機会があり気になったことがあります。

『おばあちゃんが死んだら10円を一緒に燃やすから、(収骨時に)拾ってお守りにしてね』

と言われました。

祖母は東北在住なのですが、実際に北海道などではこのような風習が残っているそうです。

 

 

とはいえ、現代の火葬の都合では硬貨をお柩へ納める行為は望ましくないとされています。

ましてや紙幣は【貨幣損傷等取締法違反】となり処罰の対象となります。

地域によってはお金(硬貨)を納める地域もございます。

必ず自治体、葬儀社の指示に従って納めていただくよう何卒お願い申し上げます。

また、副葬品に関しましても同様です。

地域によって規定が大きく異なりますので必ず葬儀社スタッフへ確認してください。

ご協力をお願いいたします。

 

平安会館・文十鳳凰殿

伊藤


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107生没同日。

愛知県西尾市に御座います文十鳳凰殿 西尾幡豆斎場にてお見送りのお手伝いをさせていただきました。

 

 

 

 

【 思えば、母はよく昔話をしてくれました。

関東大震災、三河地震の体験談、丸の内でタイピストとして働いていた若い頃のことなどです。

銀座で遊んでいたら帰れなくなりトラックに乗せてもらったこともあるそうですが、その日に起きていたのが、あの二・二六事件だったと聞いた時は、私達も驚きました。

母の口から語られると、歴史上の出来事さえ とても身近に感じられ、すーっと耳に入ってきました。

私たちの想像を遥かにこえる喜びや苦しみを知っているからこそ少々のことには動じず、のんびりとして大らかで… また、何事も器用にこなす性分。

洋裁の仕立てや指導をした時期もありますし、民謡は師範の免状を頂き発表会にも出ておりました。

元気に野菜作りに汗を流し、夫婦仲良く御嶽山登山や海外旅行を謳歌し、たくさんの思い出を綴った幾年月。

家族の胸にあふれるほどの優しさとぬくもりを残し、母は自身の誕生日に静かに瞼を閉じました。

長い間頑張ってきたご褒美のように、とても安らかな最期でした。

お気に入りの着物、大好きな民謡、そして「ありがとう」の言葉を添えて温かく送り出します。

多くの方に支えられて歩んできた『道』でした。

お力添えを賜りました皆様へ家族一同深く感謝申し上げます。 】

 

 

 

お題にもさせていただきました「生没同日」とは、お誕生日の日にご逝去されたことをいいます。

日本では約0.27%の確率と言われるくらい中々珍しいことですが…ましてや107歳のご長寿での生没同日でいらっしゃいました。

民謡をこよなく愛され歌詞カードをボロボロになっても大切にいつも肌身離さず持ち歩き…お孫様どころかひ孫様の成長もご覧になられ…それはそれは幸せな人生であられたことでしょう。

ご家族様も故人様を温かくお送りできたことの感謝のお言葉を繰り返しくださり、こちらこそ感謝しか御座いません。

この2日間、色々とお世話になり本当に有り難う御座いました。

お疲れが出ませんように・・・。

 

文十鳳凰殿 西尾幡豆斎場

内野 久美子


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お酒を飲む動物

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

文十鳳凰殿・平安会館の杉浦です。

 

さて、今日はちょっとした雑学から。

みなさん、「お酒を飲む動物」っていると思いますか?

実は、マレーシアに住む「ハネオツパイ」という小さな哺乳類が、人間以外で“飲酒”をすることが確認された初めての動物なんです。

彼らが飲むお酒は「ブルタム」というヤシの木の花の蜜。

この蜜は自然の状態で発酵していて、なんとアルコール度数3.8%。

まるで軽いチューハイのようです。

ハネオツパイは夜になると、この花の蜜をちびちびと時間をかけて味わうそうで…完全に“晩酌するお父さん”のような光景です(笑)

しかも驚くのは、毎日それだけアルコールを摂っても、全く酔わないということ。

まさに“肝臓が強い”生き物なんです。

 

 

人間の世界でも、「お酒好きだった」「晩酌が日課だった」というお話を、ご葬儀のメモリアルコーナーでよく耳にします。

たとえば、愛用のグラスやお気に入りの銘柄をお供えしたり、「生前の晩酌風景を再現してあげたい」というご家族もいらっしゃいます。

そうした想いのこもったお別れの形は、まさに“その方らしさ”が感じられるあたたかい家族葬の一場面です。

お酒を嗜むハネオツパイの話からも感じるのは、「その人の暮らしぶりや日課には、その人らしさが詰まっている」ということ。

私たち文十鳳凰殿・平安会館は、そんな“その人らしい”お見送りを大切にしています。

 

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

皆さまにとって、穏やかな一日でありますように。

 

文十鳳凰殿・平安会館

杉浦


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葬送の作法

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

 

先日お手伝いをさせていただいたお葬儀でのことです。

遺族の皆様が、心配されていた、お数珠の持ち方や焼香の作法について、一般的なことは担当の私からお伝えしました。

しかし、ご寺院に指南していただくのが一番良いと思い、ご住職に相談したところ、よい心掛けと快く作法についてご指南いただけました。

通夜式のお勤め前に、正信偈のお勤めの本に載っている挿絵を見ながら、丁寧にご説明いただき、ご葬家並びに参列者の方も聞き入っていました。

檀家さんを大切にされる寺院と、旦那寺を頼りにされている葬家との、心温まるシーンでした。

 

 

普段から、お仏壇やお墓のお守りをされていない方は、なかなか宗旨宗派の作法に触れる機会も少ないと思います。また、お葬儀などへの参列もなかなか頻繁にあることではありません。

ブログを読んでいただいたこの機会に、それぞれの宗派や作法について、ご家族で話題にされてみてはいかがでしょうか。

 

平安会館・文十鳳凰殿

奥谷 美夏


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サツマイモ

皆さんこんにちは。本日も当ブログに足をお運びいただきありがとうございます。

本日10月13日は『サツマイモの日』

他にも、『スポーツの日』『国際防災の日』『世界血栓症デー』ともされています。

今回は『サツマイモの日』について紹介させていただこうと思います。

まず、なぜサツマイモの日とされているかというと、

10月がサツマイモの旬であることと、

江戸時代、江戸から川越までの距離が約13里なことからサツマイモが、

「栗より美味い13里」と言われていたことからです。

そのことにちなんで、川越いも友の会がこの記念日を制定しています。

この理由以外にも

・痩せ地でも育つ

・台風に強い

・栄養価が高い

・ビタミンCや食物繊維が豊富

など、全部で長所が13個あるとされていることも「13日」である

理由になっております。

おかずにしても良し、スイーツにしても良しの万能なサツマイモ。

皆さんも旬のうちに是非食べてください!

今回は紹介出来なかった本日の記念日も興味があれば、

調べてみてくださいね。

 

平安会館・文十鳳凰殿 渡邊


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六波羅蜜

先月、秋のお彼岸参りが近いころ、あるお寺様より「六波羅蜜」というお考えについて教えていただきました。

波羅蜜とは悟りの世界である彼岸に至ることを言います。

大乗仏教においてお釈迦様が実践された六つの修行を実践することで煩悩を消し去り、心の平安を得ることが出来るとされているのが「六波羅蜜」です。

本日はその六つをご紹介させていただきます。

 

  • 「檀波羅蜜 又は 布施」

貪欲な気持ちを抑えて、見返りを求めず物や心を分け与える施しこそが最上である

  • 「尸羅波羅蜜 又は 持戒」

戒めとは非を防いで悪を退けること。自分自身を律し正しい生活習慣を身につけること。

  • 「闡堤波羅蜜 又は 忍辱」

どのような辱めを受けても決して怒らぬこと。耐え忍び修行や学びと捉えること。

  • 「毘梨那波羅蜜 又は 精進」

不断の努力。限りある人生をひと時も無駄にすることなく日々誠心誠意を尽くすこと。

  • 「禅波羅蜜 又は 禅定」

心を落ち着かせ何事にも動じない精神を保つ、第三者の立場で自分自身を見つめること。

  • 「般若波羅蜜 又は 智慧」

上記五つの実行によってすべての事物や道理を見抜く深い知恵をもつこと。

 

 

はじめ「六波羅蜜」という言葉を聞いた際は、鎌倉幕府が設置した「六波羅探題」が思い浮かんだのですが、あながち遠からずの面もあるようです。

京都には「六波羅蜜」に因んで名付けられた「六波羅蜜寺」というお寺がございます。

その近くの地名はのちに六波羅と言われるようになり、1221年の承久の乱後に鎌倉幕府が朝廷の監視と西国における武士の紛争や御家人間の裁判、治安維持を目的として「六波羅探題」を設置したようです。

仏教の教えに触れたつもりが、思わぬ形で歴史との繋がりも感じさせられました。

 

ご紹介させていただいた「六波羅蜜」。

しがらみや迷い、喜びも悲しみも溢れる長い人生を迷いなく穏やかに生き抜くための一つの指針となる教えでした。

 

平安会館 文十鳳凰殿

河本


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「安心」のある日々

皆さんこんにちは。

本日も絆ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

本日10月11日は「安全、安心なまちづくりの日」。

地域の人々が声を掛け合い、助け合う素晴らしさを見つめなおす日だそうです。

この「安全、安心」という言葉は暮らしの中だけでなく最期の瞬間にも深く関わっているような気がします。

 

 

ご葬儀の現場において「安心」はとても大切です。

不安な気持ちの中にいる皆さん「ここに任せてよかった」と思っていただけるように私は日々お手伝いをしております。

また、「安心」は一人では作れません。

特におひとりで暮らす高齢の方にとっては地域の支えや人と人のつながりを感じることで「安心」を感じられるでしょう。

街の安全を守る取り組みと同様に、想いを支えあう心が人の暮らしと最期を暖かく包んでいくのでしょう。

平安会館・文十鳳凰殿

馬場


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心静かな秋の季節

だんだんと涼しい日が増えてきましたね。

もう少しすると木々が色づき始めるころでしょうか。

真っ赤に染まるもみじや黄金色に輝くイチョウの葉を眺めていると、自然の美しさとともに「時の流れ」や「命のはかなさ」を感じる方も多いのではないでしょうか。

 

秋は一年の中で心を整えていくような自身の内面に意識が向きやすい季節だと思います。

夏の厳しい暑さが落ち着き、空気が澄んだこの時期に、「これからのこと」を少しずつ考え始めるのはいかがでしょうか。

 

 

「自分の葬儀で家族に負担をかけたくない」「万が一に備えて、どこに相談すればいいかだけでも知っておきたい」等、様々な想いから事前相談に来られる方が多くいらっしゃいます。

当社ではそうした疑問や想いについて事前相談を随時承っております。

ちょっとした疑問でも構いません。

また、何も決めていなくても大丈夫です。

ご本人だけでなく、ご家族の方からのご相談も歓迎しております。

 

心静かな秋の季節、これからの安心のために、一歩踏み出してみませんか。

いつでもご相談、お待ちしております。

 

平安会館・文十鳳凰殿

前田 みちる


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