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本日7月9日の誕生花は「ボダイジュ」。
花言葉は、「夫婦愛」「結婚」など愛情に関するものが多い植物です。
中国原産の植物で、日本に来たのは12世紀。
臨済宗の開祖、明菴栄西が中国から持ち帰ったと言われています。
木の下でお釈迦様は悟りを開かれたとされ、その木が菩提樹だったことから仏教では神聖視されています。
しかし、日本で菩提樹として仏教寺院に植えられている植物は、本来の菩提樹とは異なる植物なのだそう。
日本の菩提樹は、シナノキ科の落葉高木。
お釈迦様に関係のある植物は、クワ科の常緑高木でインドボダイジュという種類です。
インドボダイジュは熱帯性の植物なので、日本での越冬が厳しいとのこと。
そのため、日本の仏教寺院にはシナノキ科の菩提樹を代わりに植えられていることが多いそう。
日本でシナノキ科の植物が「菩提樹」と呼ばれていたことにより、本来「菩提樹」と呼ばれるべき植物が、「インドボダイジュ」と呼ばれるようになったようです。
複雑で少しややこしいので、興味がある方はぜひ調べてみてください。
平安会館 文十鳳凰殿
平出 育美
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