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葬儀は、故人を偲び、遺族の方々に寄り添う大切な時間です。
その場にふさわしい身だしなみを整えることは、悲しみの中にあるご遺族への思いやりを示す大切なマナーでもあります。
でも大人になってからのマナーって、学校で教えてもらえるわけではないし、いざその時が来ると焦ってしまいますよね。
今回は「葬儀の場でのアクセサリーのマナー」について少し、ご紹介させていただきます。
まず前提として、基本的にお葬式にはアクセサリーは不要とされています。
結婚指輪や時計は身に着けても問題ありませんが、光る素材や派手なデザインのものは避けましょう。
真珠のアクセサリーは現在では広く許容されています。
真珠は「涙の象徴」とされ、悲しみを表すアクセサリーとして認められています。
ただし、白またはグレーなどの色味が一般的で、1連のものが良いです。2連や、ロングネックレスは「悲しみが重なる、長引く」とされるため、避けたほうが良いです。
避けるべきアクセサリーとして、光沢の強い宝石類や、ゴールドなど派手なデザインや色味の金属アクセサリー、揺れるピアス、ブレスレットなどの動きのある装飾品などが挙げられます。

男性の場合は基本的にアクセサリーを身に着けないのが望ましいです。
腕時計をつける場合は、黒やシルバーで控えめなデザインを選び、ゴールドやロゴが目立つものは避けましょう。
また、上記以外にも宗派や地域によって葬儀の場での装飾品を控える場合があります。
そのため迷う場合はシンプルに徹するのが最も間違いのない方法です。
葬儀のマナーは「形式」ではなく、「相手を思いやる心」から生まれたものです。
派手さを抑え、静かに故人を偲ぶ姿勢こそが、最も美しい礼儀といえるのではないでしょうか。
文十鳳凰殿・平安会館
長瀬
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