お葬式・葬儀-平安会館-平安閣グループ

スタッフの絆ブログ

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じとりと、心まで湿気ってしまいそうな梅雨、本番。誰もが汗で張り付いたシャツに眉根を寄せながらお集まりになる中で、そんなジメジメとした空気をカラリと吹き飛ばすように、控室からは絶えず、キャッキャと高らかなお声が響いていました。故人様自慢の、可愛らしい、小さな小さなひ孫さん達。みんな、上手に、一生懸命、笑顔でひいじいちゃんを送ることができましたね。

文十鳳凰殿、碧南斎場での、お別れのご様子です。

こちらは、お葬儀当日を迎えられた朝…。そのお顔を見るたびに、笑いながら涙を流していらした、大切なご家族様のお背中…。大小様々な大きさのそのお背中からは、淋しいけれど、確かに、皆で、次へと進むご覚悟が感じられました。

前日のお通夜には、式場に入りきらない、沢山の方々がご弔問下さいました。どこまでも続くお焼香の列…故人様のお人となりが偲ばれます。

「ピンクだよ」「やだよそんなの、やっぱり青でしょ」「紫もいいんじゃないの」5年前には、お連れ合い様のお葬儀のご経験があるご家族様。当時を思い出しながら、どんなお手伝いができるかしら…。皆さまのご希望を、少しずつ集めた形が、このご祭壇になりました。

お棺の小窓には、それはそれは大事に育てられた初孫様の、静かに流された涙が、てん、てん…。淡い染みとなった想いが、物言わぬ小さな文様となり、その小窓を彩りました。そんな小窓を閉め、いざ、お別れの儀式を。ご導師様方からは、しっかりとしたお導きを頂いて…

皆様の想いは、お子様からお孫様、そして可愛らしい、ちいさなひ孫様たちへ…「みんな!ちゃんと、ひいじいちゃんとお別れするのよ。ね、ちゃんとお顔みて!」そう言うばあちゃんは、ちゃんと、ひいじいちゃんのお顔、見れたのかな? だって、そのお目目、ずっと涙でいっぱいじゃないの。

うん、うん…。何度も、ご自分をご説得されるように頷いた、娘様方。大きな花束をお入れ頂いて、最期のお別れ…。白木のお蓋がそっと閉められ、ひいじいちゃんから、賑やかなご家族様のお声が、少し、遠くなりました。

 

ご自宅での最期を望まれた故人様。白内障を患い、最期には白んだ世界に飲み込まれてしまった、その瞳。「いつになったら朝がくるんだ。ずっと真っ暗だぞ」そう呟けば、すぐに誰もがおそばに飛んできて、ああだこうだと、お返事が返ってくる、そんな賑やかな、賑やかなご家族様たち。

叱られた記憶なんてない。いつも笑顔で、大切なご家族様を見つめて下さっていたひいじいちゃん。これからも、ずっと、ずっと、先にゆかれたひいばあちゃんと一緒に、ご家族に笑いが絶えないよう、遠いお空の向こうから、見守っていて下さることでしょう。高らかに響くご家族様のお声は、きっと、どこまでも澄んだ音で、ひいじいちゃんのもとに届くはずです。

全身全霊で大切な方を送られたご家族皆様に、どうぞお疲れがでませんように…

 

文十鳳凰殿 碧南斎場 平安会館 家族葬別邸~結家~

担当  古橋 春奈

お通夜・ご葬儀の様子, 古橋 春奈 コメントなし    コメントをする