今の時代は人生百年と言われておりますが、実際に百歳を迎え大往生でしたねと、ご家族に温かく見送ってもらえる方はそう多くはございません。
老若男女問わず、明日の命はどうなっているか分からないと語られるだけあり、命は儚いものだなとしみじみ感じております。
だからこそ、90歳を超え、更に百歳を超えて天寿を全うされる方とお会いしますと、よく頑張ってこられたなと思わずにはいられません。
先日は奇しくも自分の母と同じお誕生日の故人様とお送りさせていただきました。
毎日の畑仕事を欠かさず頑張ってこられた姿や、日々の出来事や感じたことをこまめに日記に書かれていたこと、畑仕事が終わって家に帰れば、熱くなった体を冷やすためにアイスを召し上がっていらした故人様の可愛らしいお姿をご家族から教えていただきました。
母と同じ誕生日ということに、どこかご縁を感じずにはいられず、最後のお別れの際に、私の方から畑仕事終わりのお供である「ピノ」をお供えさせていただきました。


ささやかではありますが、その長き人生の道のりに労いを込め、どうか安らな旅立ちであると願いお棺にお納めしました。
平安会館・文十鳳凰殿
河本
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◇平安会館
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