葬儀や法事の際「ろうそくの火を消す」場面がございます。
昔から口で吹き消してはいけないと言われていますが、なぜ?と思ったことはありませんか?
仏教において「口(くち)」や「息(いき)」は、食事をしたり言葉を発したりする場所であり、不浄なものと考えられます。
それにより仏様やご先祖様に対して失礼にあたるとされているのです。
そのため、仏前の火を口から息を吹きかけて消す行為は避けられていますが、強く息を吹きかけると、ろうそくが飛び散って周りが汚れてしまったり、火のついた心が折れて火災の原因になる危険もあるようです。

ではどのように消すのか。
一般的に知られているのは手であおいで消す方法。
ですがこちらは少しコツが必要であることと、ろうそくに手が当たってしまい倒れてしまう危険性があるので個人的にあまりオススメができません。
市販で売られている火消し専用の道具。
鐘状のキャップを炎かぶせることにより酸素が遮断され火が消える仕組みになっている道具です。
比較的こちらの方が安全ですのでオススメです。
他にもピンセットなどで芯の根本をつまんで消す方法もございます。
地域や宗派によって変わることもあるかと思いますが皆様よろしければ参考にしてみてください。
仏事では小さな事一つとっても普段と違うこと。
何気なく行っている動作にも意味があります。
疑問に思う事がございましたら、いつでもスタッフにお声掛けください。
平安会館・文十鳳凰殿
伊藤
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